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魅せた、山本昌。2年ぶり完封勝利!!

中日 4-0 ソフトバンク(ナゴヤ)

“天晴れ”山本昌
今日のソフトバンク先発が杉内ということで、試合前から8割以上の確率で勝つだろうとは思ってはいたが、まさか昌さんが完封までするとは…驚。
'04年以来、2年ぶりの完封だから驚いて当然なのだが、それよりも今日の昌さんの投球を見て、これが1ヶ月以上も勝っていない投手なんだろうか−と、そちらの驚きも相当なものだった。
なにが良かったかって、低めのコントロールもさる事ながら、テンポが格別にいいと感じた。終盤こそ落ちてはきたものの、序盤は谷繁の返球を受けてから、次の投球に入るまでに所用する時間が8秒から10秒。これは憲伸とほぼ同じだから、いかに早いものかということがわかると思う。
−テンポが良ければ味方は点を取ってくれる
とはよく言ったもので、打撃陣は初回から3回までに全得点となる4得点をたたき出す。
いくら相手が杉内(しかも調子が悪い)とはいえ、昌さんにしてみても、老体に鞭を打った甲斐があったというものだろう。
「まだここまでやれるんだ」
完投完封について聞かれ、こう答えた昌さん。
先日の楽天戦(仙台)では、試合後、誰もいないロッカールームで、立浪とふたり肩を並べて自分達の不甲斐なさを話したという。しかし、昌さんにはまだ200勝という大きな目標が残っている。「まだやれる」というよりも自分の為に、いままでお世話になった人の為に、そしてファンの為にも「まだまだやってもらわなければ困る」。
昌さんにはこれからも1戦、1戦を大切に、頑張ってほしいとあらためて感じた今日の試合だった。

“喝”英智
昌さんとは対照的に、今日の英智には喝だ!
久々のスタメン起用で2安打と結果は残したが、3回一死、1塁に渡邉を置いた第二打席。
杉内はクイックに難があるということで、執拗に1塁へ牽制球を送る。渡邉もいつもより大きめなリードを取り、杉内にプレッシャーをかけ、カウント2-1からスタートを切る。サインはカウントからしてエンドラン、ランエンドヒットどちらとも言えないが、どちらにせよ打者は転がさねばいけない場面。しかし英智は中飛に倒れる。英智は前回のソフトバンク戦でも同じようなミスを犯している。一度ならともかく、二度も三度も同じミスをするような選手はスタメンでは使えない。英智が本当にレギュラーを奪うつもりならば、ヒットよりもエンドラン、バント、こういった小技が出来なければ話にならない。
9回にもヒットで(しかも先頭打者)せっかく出塁したのに、牽制に飛び出してアウト。
厳しいかもしれないが、毎試合のヒットなど英智には期待していない。しかし、出塁したときにはしっかりと自分の仕事はできる。そういう選手になってもらいたいと思う。

by kuunn_17 | 2006-06-16 21:46 | '06 Dragons 観戦記

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