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快投、憲伸。無四球完封!!

中日 2-0 オリックス(ナゴヤ)
105球、被安打4、8奪三振、無四球完封。
完璧な内容で勝利を飾った、
憲伸のヒーローインタビューをノーカットでお届けします。

小田島アナ(東海テレビ)
「川上さん、素晴らしいピッチングでした。」
憲伸
「いえ。もう、あのー出来過ぎだと思いますよ。はい。」


小田島アナ
「気合いの入った、無四球、完封。今季ニ度目、ご自分で振り返っていかがでした。」
憲伸
「まあ、完封は、そうですね。あのー想像以上に結果がついてきたんですけど、まあ、とにかく相手投手もね、えー、まあ、いいだろうと思って、ええ、できるだけ点をやらないように、それだけ心掛けて投げました。」


小田島アナ
「たしかに、相手のデイビー投手も素晴らしいピッチングで、普段以上にやはり気合いは入ったんですか?」
憲伸
「ええ、もう、いつも僕は気合いだけが、えー、取り柄なので、えー、今日も相変わらず気持ちを入れてしっかり投げました。」


小田島アナ
「そして最後のガッツポーズが凄かったですね」
憲伸
「えー、あのー、そうですね(笑)」
「ガッツポーズはほんとに、もう自然と出ちゃいましたけど…はい。」


小田島アナ
「振り返ると、去年の交流戦、このオリックスには二度やられました。見事なリベンジでしたね」
憲伸
「ええ、そうですね。もうほんとに昨年はね、あのー、僕のピッチングで、えー、リズムを悪くしてしまったような気がしましたので、えー、まあ今回オリックスということで、しっかり、ま、去年の借りを返したいなとは…。そういう気持ちで投げました。」


小田島アナ
「その借りを返してお釣まできたんじゃないですか? 今日のピッチングは。」
憲伸
「いえいえ。もう、ほんとに十分です。はい。」


小田島アナ
「去年悔しい思いをした交流戦。今日勝って、二年目で初めての貯金ができました。」
憲伸
「いえいえ、まだ始まったばかりですしね、あのー、これからどんどん続きますので、えー、できるだけ多く勝って、帰ってきたいと思いますね。」


小田島アナ
「もう今年は交流戦、大丈夫ですね?」
憲伸
「えー、あのー、ファンの力強い声援があれば、しっかり結果出ると思います。」


小田島アナ
「それにしても凄いピッチングを我々に見してくれました。」
「あらためて、このナゴヤドーム、テレビ、ラジオの前の皆さんに、メッセージお願いします」
憲伸
「そうですね。あのー、これからも、えー、今日のようなピッチングを心掛けて、えー、しっかり頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします。」
「今日はありがとうございました。」



えー、あのー、が目立つ憲伸でしたが(笑)
終止笑顔で本人も納得の完封だったみたいですね♪♪

これで交流戦初の貯金もできましたし、
これからもエース・憲伸を中心にどんどん勝っていってもらいたいです!!
さー、祝杯だー!!(笑)

※勝負のポイントはまた後で詳しく書きます。



ただいま、呑んだくれて帰宅。
近所にあるタンタン麺の美味しいお店に行くつもりだったけど
あまりに気分が良かったので、パスタに変更。
と、言いながらパスタを食べず(笑)ワインを飲んで帰ってきました。

この試合。投のヒーローが憲伸ならば、打のヒーロは2打点のウッズ。
ではなく(おーい//笑)初回に四球を選んだ井端だと僕は思う。

相手は前広島のデイビー。防御率もここまで7試合を投げ2.23。
自分のペースで投げさせたらやっかいだと試合前から感じていた。
そこを2試合連続で1番に座った井端が出端を挫く。

1回裏、井端はカウント1−1からギリギリのタイミングでタイムを掛ける。
自分のリズムを壊されたデイビーは、主審に不服そうにいら立ちを見せる。
これが井端の仕掛けたひとつめのトラップ(罠)だ。

仕切り直しの3球目。
今度はバントの構えをしてデイビーを揺さぶる。
これがふたつ目のトラップ。
その後、追い込まれながらも、デイビーに7球を投げさせ四球を選ぶ。

先頭バッターに四球を与えると、70%以上の確率で得点に繋がるデータがあるのは
誰もが知っていることだとは思うのだが(ドラゴンズは罰金も取るらしい)
初回、しかも外国人に対して選んだこの四球こそ今日の勝利に直結するものだった。

常々、僕は井端の事を「日本一の2番」だと言っているが、
今日の試合を見ると、1番打者としても素晴らしいモノを持っていると感じる。
これが荒木だとしたら・・・残念ながらここまでの事はできなかっただろう。
キツイ言い方になるかもしれないが、
荒木は井端がいてこその1番だと改めて感じた今日の試合でもあった。

by kuunn_17 | 2006-05-16 21:29 | '06 Dragons 観戦記

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