5/21 結果から見た楽天戦

自分の目で見ろ-

仕事でも何でもそうだけれど、自分の目で見るということはとても大事なことだと思う。
他人の目で見たものを聞く。
これも非常に勉強にはなるのだけれど、それは、その「目」に信頼がおけての場合。
信頼ならぬ「目」を鵜呑みにすることは危険でもある。

なぜこんなことを書いたのかといえば、昨日の楽天戦を全く観れなかったから…。
何も見ていない中で情報を得ようとすれば、僕の場合は活字(結果)ということになる。
もちろんラジオというメディアも存在するのだけれど、先に書いたように、盲目であるラジオは解説者の主観に左右されやすく、その解説者に信頼がおければいいのだが、信頼できなければ、結果から想像した方がまだマシだと思える。だから僕は、野球をラジオで「観る」ことはほとんどない。

では、結果からどう想像するか。
それは人それぞれなので何とも言えないのだけれど、僕の場合は、頭の中に状況や場面をまず浮かべてみる。
つまりは頭の中でスコアブックを付け、そこから出てたであろうサイン、守備位置などを想像するのだ。
これを骨組みとして、結果が生まれた理由を考えながら肉付けをする。
これが、僕なりの結果から「見た」野球である。

歴史好きな人には共感してもらえるかもしれない。
なぜなら、歴史と野球は全く違うものに思えるかもしれないけれど、どちらも結果に結び付くまでには必ずといっていいほど理由がある。
その理由を考えることが、歴史や野球の醍醐味だと僕は思うからだ。
そういう意味で僕は、「野球は3時間の歴史」だと思っている。
野球観戦記を書き始めた当初(当時はまだブログではなかった)、NHKの「その時歴史は動いた」をなぞって「その時試合は動いた」というフレーズを使っていたのもこんな思いがあったからである。

話が逸れてしまったので元に戻そう。

結果からいろいろと考え、想像し、僕は昨日の楽天戦を「見て」こう感じた。
選手にとって前日の負けは余程悔しかったのだろうと-
それが見て取れたのは、6回、井端のセフティーバントと7回、荒木の犠打である。
状況を考えれば、共にあり得なくはない。
だが、ふたりがレギュラーでなかった頃ならいざ知らず、レギュラーに定着してからというもの井端のセフティーバントや荒木のプッシュバント(記録は犠打)を見る機会は、年間を通しても幾度かしかなかったように思う。
それが昨日の試合で出たのである。
そこにふたりの我武者羅さというか前日の試合で負けた悔しさを見たのだ。

結果から言えば、荒木の犠打は得点に結び付くことはなかった。
けれど、前日は自分の役目を果たせなかった荒木が、サインにせよ自分で考えたにせよバントでランナーを進めて役割を果たした。
9回にも得点圏にランナーを置いて10球粘ったことを含めて評価できる内容であったと思う。

「考えて野球せい」
これは楽天・野村監督の言葉だが、野球をするのも観る(見る)のも考えれば尚楽し。
たとえそれが頓珍漢なものでも、考えないよりかはずっといいと思う。
正直、野球を観ずに文章を書くのは怖い。
けれど、今年は観れないことが多くなるのがわかっているから、結果から考えながら書いてみた。
実際に観た人からすれば、違うと感じることもあるだろう。
そんな時は、遠慮なく教えてほしい。
ここに来る人たちは解説者よりもドラゴンズを観ていると思うから…。


5/20~21 対楽天(宮城)1勝1敗


あとがき

野球とは関係ないのだけれど、今の日本人はメディアの言葉を信じすぎるきらいがある。
メディアが右を向けば右を、左を向けば左を、回れ右をすれば回れ右をしてしまう。
よく考えると、これってすごく怖いことではないだろうか。
今の日本、もしメディアがその気になれば(ならないだろうけど)情報操作なんて簡単にできてしまうだろう。
そうならないためにも、個人個人が「見る目」を養うことが重要になる。
自戒を込めて・・・
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# by kuunn_17 | 2008-05-22 17:15 | '08 Dragons

竜の野球とは・・・

8回裏無死、1塁。ドラゴンズは好投を続けていた先発・小笠原に代え平井をマウンドへ。
一方、楽天は1塁ランナーに代走・塩川を送る。その塩川が二盗、三盗…。
これで流れは一気に楽天へ傾き、ドラゴンズは今年も交流戦の開幕を勝利で飾ることはできなかった。

この日は、4回にも鉄平に二盗を決められ、許した盗塁の数は合わせて「3」。
それ以外にもスクイズを敢行される(8回裏、結果はファール)など、ドラゴンズのお株を楽天に奪われたように見える。
だが、ドラゴンズ野球は本当にこういうものだろうか?そうは思わない。
ドラゴンズがここまで強かった理由は、こういった派手さはなくても相手が嫌がる野球ができていたからではないか。
落合監督が就任したときに「地味でも勝つ野球をする」と言ったように…。
そう考えれば、3回表、一死2塁から荒木が打ったショートゴロ。ここに試合の源流が見える。

ドラゴンズは、その前のイニングで楽天に先制点を与えている。
その直後の攻撃。まだ序盤ではあるが、ここは是が非でも追いつきたいと考えるのが自然だ。
そこで落合監督は、打順が下位ということもあり、先頭で出塁した谷繁を平田に送らせた。
一死2塁。続くのは荒木、井端の1、2番。
荒木が倒れたにしても二死3塁で打者・井端、相手にとってこれほど「嫌」な状況はないだろう。
しかし、荒木は追い込まれると外のボール球を引っ掛けショートゴロ。ランナーを進めることすらできなかった。
たしかにこれでも得点圏で井端なのだから相手は嫌だったに違いない。
だが、2塁ランナーは谷繁、ヒットならまず還すことはない。そこにまだ余裕を感じたはずだ。
これがもし、二死でも3塁に進められていたならば、暴投もエラーもダメ、内野安打だってある。
それによって守備隊形はもちろん変わり、ヒットゾーンも広くなる。
これがドラゴンズの「野球」である。

一方の楽天はどうだったか。
先制した2回裏、一死2塁。中島は荒木と同じショートゴロながらランナーの後ろに打ったことで進塁打になり、その後得点。
4回裏、一死2塁。嶋もショートゴロではあるが、ランナーを進めることに成功している。
唯一、進められなかったのは3回裏、同じく一死2塁、打者・山崎武司の場面。
山崎武司は三振。二死2塁からリックにヒットが生まれるも得点には至らなかった。

たとえ3塁にランナーを進められたとしても得点できるとは限らない。
だが、進めたことで得点のチャンスが増えることは確実である。
勝敗を分けた8回裏の攻防よりむしろ、序盤にドラゴンズができなかった野球を楽天にやられたという事実。
そこにこの試合の結果を見た。そんな気がする。
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# by kuunn_17 | 2008-05-21 13:22 | '08 Dragons

5/16~18 対横浜(ナゴヤ)

横浜との3連戦を2勝1敗と勝ち越したドラゴンズ。
相手がチーム防御率最下位の横浜とはいえ、交流戦前、最後の3連戦で20得点できたことは明るい材料だ。

ただし、その好調な打線に対して、投手陣の調子はなかなか上がってこない。
なかでも総失点17の半数以上、10点を奪われた中継ぎ陣は脆さを露呈した。
岩瀬が奪われた5点は仕方がないにしても、勝ち試合で投げるべきチェンや平井、さらには朝倉までもが失点してしまい、試合を混沌とさせてしまったのはいただけなかった。

交流戦になれば、連戦が少ない分だけ中継ぎにかかる負担も少なくなるとは思うが、その一方で長距離移動が多くなるため、移動による疲れが出ないとも限らない。
18日には、新井に代えて高橋聡を昇格させたが、下に調子のいい若手がいるのなら入れ替えを多くするのもひとつの手段ではないだろうか。

交流戦は、相手投手との対戦が少ない分、点が取りづらくなる。
今季は中村紀、和田といったパ・リーグを知り抜いた選手がいるとはいえ、先発も含めて投手陣の踏ん張りがなければ、あの2005年、悪夢の交流戦の二の舞になる可能性は十二分にある。
そうならないためにも、選手は気持ちの入れ替え(切り替え)、首脳陣は選手の入れ代えなどしながら戦ってもらいたいと思う。


5/16~18 対横浜(ナゴヤ)2勝1敗
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# by kuunn_17 | 2008-05-19 17:36 | '08 Dragons

5/13~15 対ヤクルト(神宮)

ドラゴンズにとって欠かせない選手は誰か-

井端、荒木、谷繁、憲伸、岩瀬・・・
いずれも必要不可欠な選手であることには違いないが、僕は真っ先に「森野」の名を挙げたい。
なぜなら打のポイントゲッターであることはもちろん、守備において森野がこなしてきた役割はとてつもなく大きいと思うからだ。

ここ数年、森野は故障者が出ると、全てにおいて代役を担ったといっていいほどの働きをしてきた。
かつては渡邉などスーパーサブ的な選手もいたことはいたが、どちらかといえば守備に重きを置いた穴埋めであり、こと打つことに関していえば、過度の期待はできなかった。

しかし、森野はもともとが「打の人」、そんな選手がソツなくどこでも守れるのだから、使う側からすれば、これほど頼りになる選手はいないだろう。
とくに昨季からはノリが加わり、守備固めでも打力を落とさず戦えるようになった。
これも森野がどこでも守れるからこそのものではないだろうか。

そんな森野が左足肉離れで離脱。診断の結果も重く、相当の時間を要するらしい。
いる選手でやっていかなければならないことはわかっている。
わかってはいるが、この先、他主力選手に万が一が起きたとすれば・・・
ドラゴンズはここ数年と比べ物にならない窮地に立たされるだろう。

5/13~15 対ヤクルト(神宮) 1勝2敗

>>チャンス
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# by kuunn_17 | 2008-05-16 17:51 | '08 Dragons