カテゴリ:'08 Dragons( 35 )

5/21 結果から見た楽天戦

自分の目で見ろ-

仕事でも何でもそうだけれど、自分の目で見るということはとても大事なことだと思う。
他人の目で見たものを聞く。
これも非常に勉強にはなるのだけれど、それは、その「目」に信頼がおけての場合。
信頼ならぬ「目」を鵜呑みにすることは危険でもある。

なぜこんなことを書いたのかといえば、昨日の楽天戦を全く観れなかったから…。
何も見ていない中で情報を得ようとすれば、僕の場合は活字(結果)ということになる。
もちろんラジオというメディアも存在するのだけれど、先に書いたように、盲目であるラジオは解説者の主観に左右されやすく、その解説者に信頼がおければいいのだが、信頼できなければ、結果から想像した方がまだマシだと思える。だから僕は、野球をラジオで「観る」ことはほとんどない。

では、結果からどう想像するか。
それは人それぞれなので何とも言えないのだけれど、僕の場合は、頭の中に状況や場面をまず浮かべてみる。
つまりは頭の中でスコアブックを付け、そこから出てたであろうサイン、守備位置などを想像するのだ。
これを骨組みとして、結果が生まれた理由を考えながら肉付けをする。
これが、僕なりの結果から「見た」野球である。

歴史好きな人には共感してもらえるかもしれない。
なぜなら、歴史と野球は全く違うものに思えるかもしれないけれど、どちらも結果に結び付くまでには必ずといっていいほど理由がある。
その理由を考えることが、歴史や野球の醍醐味だと僕は思うからだ。
そういう意味で僕は、「野球は3時間の歴史」だと思っている。
野球観戦記を書き始めた当初(当時はまだブログではなかった)、NHKの「その時歴史は動いた」をなぞって「その時試合は動いた」というフレーズを使っていたのもこんな思いがあったからである。

話が逸れてしまったので元に戻そう。

結果からいろいろと考え、想像し、僕は昨日の楽天戦を「見て」こう感じた。
選手にとって前日の負けは余程悔しかったのだろうと-
それが見て取れたのは、6回、井端のセフティーバントと7回、荒木の犠打である。
状況を考えれば、共にあり得なくはない。
だが、ふたりがレギュラーでなかった頃ならいざ知らず、レギュラーに定着してからというもの井端のセフティーバントや荒木のプッシュバント(記録は犠打)を見る機会は、年間を通しても幾度かしかなかったように思う。
それが昨日の試合で出たのである。
そこにふたりの我武者羅さというか前日の試合で負けた悔しさを見たのだ。

結果から言えば、荒木の犠打は得点に結び付くことはなかった。
けれど、前日は自分の役目を果たせなかった荒木が、サインにせよ自分で考えたにせよバントでランナーを進めて役割を果たした。
9回にも得点圏にランナーを置いて10球粘ったことを含めて評価できる内容であったと思う。

「考えて野球せい」
これは楽天・野村監督の言葉だが、野球をするのも観る(見る)のも考えれば尚楽し。
たとえそれが頓珍漢なものでも、考えないよりかはずっといいと思う。
正直、野球を観ずに文章を書くのは怖い。
けれど、今年は観れないことが多くなるのがわかっているから、結果から考えながら書いてみた。
実際に観た人からすれば、違うと感じることもあるだろう。
そんな時は、遠慮なく教えてほしい。
ここに来る人たちは解説者よりもドラゴンズを観ていると思うから…。


5/20~21 対楽天(宮城)1勝1敗


あとがき

野球とは関係ないのだけれど、今の日本人はメディアの言葉を信じすぎるきらいがある。
メディアが右を向けば右を、左を向けば左を、回れ右をすれば回れ右をしてしまう。
よく考えると、これってすごく怖いことではないだろうか。
今の日本、もしメディアがその気になれば(ならないだろうけど)情報操作なんて簡単にできてしまうだろう。
そうならないためにも、個人個人が「見る目」を養うことが重要になる。
自戒を込めて・・・
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by kuunn_17 | 2008-05-22 17:15 | '08 Dragons

竜の野球とは・・・

8回裏無死、1塁。ドラゴンズは好投を続けていた先発・小笠原に代え平井をマウンドへ。
一方、楽天は1塁ランナーに代走・塩川を送る。その塩川が二盗、三盗…。
これで流れは一気に楽天へ傾き、ドラゴンズは今年も交流戦の開幕を勝利で飾ることはできなかった。

この日は、4回にも鉄平に二盗を決められ、許した盗塁の数は合わせて「3」。
それ以外にもスクイズを敢行される(8回裏、結果はファール)など、ドラゴンズのお株を楽天に奪われたように見える。
だが、ドラゴンズ野球は本当にこういうものだろうか?そうは思わない。
ドラゴンズがここまで強かった理由は、こういった派手さはなくても相手が嫌がる野球ができていたからではないか。
落合監督が就任したときに「地味でも勝つ野球をする」と言ったように…。
そう考えれば、3回表、一死2塁から荒木が打ったショートゴロ。ここに試合の源流が見える。

ドラゴンズは、その前のイニングで楽天に先制点を与えている。
その直後の攻撃。まだ序盤ではあるが、ここは是が非でも追いつきたいと考えるのが自然だ。
そこで落合監督は、打順が下位ということもあり、先頭で出塁した谷繁を平田に送らせた。
一死2塁。続くのは荒木、井端の1、2番。
荒木が倒れたにしても二死3塁で打者・井端、相手にとってこれほど「嫌」な状況はないだろう。
しかし、荒木は追い込まれると外のボール球を引っ掛けショートゴロ。ランナーを進めることすらできなかった。
たしかにこれでも得点圏で井端なのだから相手は嫌だったに違いない。
だが、2塁ランナーは谷繁、ヒットならまず還すことはない。そこにまだ余裕を感じたはずだ。
これがもし、二死でも3塁に進められていたならば、暴投もエラーもダメ、内野安打だってある。
それによって守備隊形はもちろん変わり、ヒットゾーンも広くなる。
これがドラゴンズの「野球」である。

一方の楽天はどうだったか。
先制した2回裏、一死2塁。中島は荒木と同じショートゴロながらランナーの後ろに打ったことで進塁打になり、その後得点。
4回裏、一死2塁。嶋もショートゴロではあるが、ランナーを進めることに成功している。
唯一、進められなかったのは3回裏、同じく一死2塁、打者・山崎武司の場面。
山崎武司は三振。二死2塁からリックにヒットが生まれるも得点には至らなかった。

たとえ3塁にランナーを進められたとしても得点できるとは限らない。
だが、進めたことで得点のチャンスが増えることは確実である。
勝敗を分けた8回裏の攻防よりむしろ、序盤にドラゴンズができなかった野球を楽天にやられたという事実。
そこにこの試合の結果を見た。そんな気がする。
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by kuunn_17 | 2008-05-21 13:22 | '08 Dragons

5/16~18 対横浜(ナゴヤ)

横浜との3連戦を2勝1敗と勝ち越したドラゴンズ。
相手がチーム防御率最下位の横浜とはいえ、交流戦前、最後の3連戦で20得点できたことは明るい材料だ。

ただし、その好調な打線に対して、投手陣の調子はなかなか上がってこない。
なかでも総失点17の半数以上、10点を奪われた中継ぎ陣は脆さを露呈した。
岩瀬が奪われた5点は仕方がないにしても、勝ち試合で投げるべきチェンや平井、さらには朝倉までもが失点してしまい、試合を混沌とさせてしまったのはいただけなかった。

交流戦になれば、連戦が少ない分だけ中継ぎにかかる負担も少なくなるとは思うが、その一方で長距離移動が多くなるため、移動による疲れが出ないとも限らない。
18日には、新井に代えて高橋聡を昇格させたが、下に調子のいい若手がいるのなら入れ替えを多くするのもひとつの手段ではないだろうか。

交流戦は、相手投手との対戦が少ない分、点が取りづらくなる。
今季は中村紀、和田といったパ・リーグを知り抜いた選手がいるとはいえ、先発も含めて投手陣の踏ん張りがなければ、あの2005年、悪夢の交流戦の二の舞になる可能性は十二分にある。
そうならないためにも、選手は気持ちの入れ替え(切り替え)、首脳陣は選手の入れ代えなどしながら戦ってもらいたいと思う。


5/16~18 対横浜(ナゴヤ)2勝1敗
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by kuunn_17 | 2008-05-19 17:36 | '08 Dragons

5/13~15 対ヤクルト(神宮)

ドラゴンズにとって欠かせない選手は誰か-

井端、荒木、谷繁、憲伸、岩瀬・・・
いずれも必要不可欠な選手であることには違いないが、僕は真っ先に「森野」の名を挙げたい。
なぜなら打のポイントゲッターであることはもちろん、守備において森野がこなしてきた役割はとてつもなく大きいと思うからだ。

ここ数年、森野は故障者が出ると、全てにおいて代役を担ったといっていいほどの働きをしてきた。
かつては渡邉などスーパーサブ的な選手もいたことはいたが、どちらかといえば守備に重きを置いた穴埋めであり、こと打つことに関していえば、過度の期待はできなかった。

しかし、森野はもともとが「打の人」、そんな選手がソツなくどこでも守れるのだから、使う側からすれば、これほど頼りになる選手はいないだろう。
とくに昨季からはノリが加わり、守備固めでも打力を落とさず戦えるようになった。
これも森野がどこでも守れるからこそのものではないだろうか。

そんな森野が左足肉離れで離脱。診断の結果も重く、相当の時間を要するらしい。
いる選手でやっていかなければならないことはわかっている。
わかってはいるが、この先、他主力選手に万が一が起きたとすれば・・・
ドラゴンズはここ数年と比べ物にならない窮地に立たされるだろう。

5/13~15 対ヤクルト(神宮) 1勝2敗

>>チャンス
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by kuunn_17 | 2008-05-16 17:51 | '08 Dragons

山本昌、球団初通算3000投球回達成!!

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山本昌、球団初通算3000投球回達成!!

山本昌が、14日のヤクルト戦で史上26人目となる通算3000投球回を達成した。
200勝はなにかと話題となるが、この3000投球回も顔ぶれを見れば凄い記録というのがわかる。
しかし、kuunn的にそれよりもっと凄いと思うのが、実働23年という数字だ。
195勝も3000投球回も1年、1年を積み重ねたきた結果である。
ふつうでさえ、同じ職場で23年間働き続けるのは難しいというのに、それがプロ野球でなのだから素晴らしいという他ない。

このままローテを守れさえすれば、200勝達成も間近だが、山本昌には、横浜・工藤が継続している実働年数日本記録を塗り替える気持ちで頑張ってほしい。

しかし・・・

23年もプロの世界に身を置けるというのは、つらさもあるだろうけど幸せだろうなぁ…。
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by kuunn_17 | 2008-05-15 17:52 | '08 Dragons

5/9 ~ 11 対巨人(東京D) 中継陣を整備せよ

竜の必殺仕事人、小林が11日の巨人戦(16戦目)で今季初失点を喫した。

ここまでは、対左打者被打率.143 、奪三振率.392 と仕事人ぶりを発揮している小林。
登板数もチーム最多の16試合を投げている。
だが、過去の登板数は一番多い06年でも23試合。
フル回転で挑んだ一ヶ月、経験も浅く、そろそろ疲れがきてもおかしくはない。
(現に10、11日の試合ではピンチを残し降板している)

だとすれば、小林の代わりを…となるのだが、現状の中継ぎを見てみると、小笠原、チェン、長峰と本来は先発、もしくはロングリリーフの投手ばかりである。
中継ぎが本職の平井、金剛もいるにはいるが、平井は岩瀬の前で使いたいし、金剛は勝ちゲームで使うにはまだ信頼がおけない。

本来ならば、クルス、浅尾がセットアッパー候補だった。
中里、高橋聡もそれに続く存在だったし、鈴木も開幕当初は好調だった。
しかし、いずれも故障や不調で今は一軍にいない。

いない選手のことを言っても仕方がないし、いる選手でやっていくしかないことはわかる。
わかるのだが、ここまで中継ぎが不足していると不安にもなる。

今季は先発が崩れても挽回できる打力は付いた。
だが、先発が潰れたときに食い止める力でいえば、昨年よりも落ちた気がする。

復活した憲伸を中継ぎにとは言わないけれど、それなりの補てんをしなければ、これからの季節ズルズルいかないとも限らない。
必殺仕事人も職場換わればただの人。
小林を本職の左のワンポイントで使えるような中継ぎの整備が必要だと思う。


5/9 ~ 11 対巨人(東京D) 1勝2敗
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by kuunn_17 | 2008-05-12 19:28 | '08 Dragons

5/3~8 対阪神、広島(ナゴヤ)

勝たせてあげたい-
誰もがそう願う山本昌の200勝も、実際は願えば叶うほど簡単なものではない。

あと9勝で挑んだ昨季。
前年の成績(11勝7敗)からすれば、あっさり達成するかとも思えた。
しかし、蓋を開ければ2勝10敗というまさかの大不振。
日本一を懸けて戦うチームの中に「山本昌」の名はなかった。

雪辱の08年も沖縄キャンプは二軍スタート。
そこには、今までのような特別扱いはない。
かつてはエースと呼ばれた男も、若手に混じって汗を流した。
その末つかんだ開幕ローテーション。
しかし、今季初登板は、背中の張りという思わぬ形での降板となった。
そして登録抹消…。
その間に吉見やチェン、川井といった若手が活躍。
山本昌はローテーションどころか、一軍登録さえ危うい状況となった。
しかし、そんな山本昌にもチャンスは巡ってくる。
相次ぐ投手陣の故障により中継ぎが不足、GWの連戦もあり再び一軍へ召集されることになったのだ。

そんな中で迎えた7日の広島戦。
山本昌は、初回を3者連続三振に仕留めると、その後もテンポ良く攻め、6回を2安打無失点。
打線の援護もあり、実に約1年ぶりとなる通算194勝目の白星を挙げた。

お立ち台で1年を振り返り「いろいろあったけど勝てればいい。」と語ったように、山本昌にとってのこの1勝は「いろいろ」を晴らす意味でも大きなものとなったはずだ。
しかし、現状を考えれば、先に書いたように投手陣の離脱により先発の機会を与えられたに過ぎず、山本昌の置かれた状況は、まだ競争の真っ只中といったものだろう。
で、あるならば、山本昌自身がその中でどう自分の力を出し、そして競争を勝ち抜いていけるかが200勝への大きな分岐路となるはずだ。

勝たせてあげたい-
しかし、勝つためには自らの力で勝ちを掴み取るしかない。
あと6勝、されど6勝。山本昌の行く先には、まだまだ試練の道が続いている。


5/3~5 対阪神(ナゴヤ) 1勝2敗
5/6~8 対広島(ナゴヤ) 2勝1分


あとがき

開幕から1ヶ月余、たっつんにもようやくヒットが出ました!
20打席・・・ほんと長かったヨ(涙)
憲伸の無四球完封が懸かっていただけに内心は複雑でしたが、代走を送られベンチに戻った時、落合監督を含め、全員が満面の笑顔で迎えてくれて本当にうれしかったです。
ありがとうございました。

しかし・・・
前回はドームだったんでよくわかりませんでしたが、憲伸の投球フォーム(足の上げ方)はかなり変わりましたね。
ストレート、カットなどは軸足に体重を乗せるためか二段モーション気味に、スローカーブは従来通り一連の流れで足を上げているように感じました。
時折、ランナーなしからもクイックで投げていましたし、逆にクセを作ることで相手を惑わしてるんでしょうか…。
登録抹消は、故障ではなくフォーム修正と読んでいましたが、果たして・・・。
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by kuunn_17 | 2008-05-09 17:57 | '08 Dragons

4/29~5/1 対横浜

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横浜との3連戦を2勝1敗と勝ち越し。
中田、川井の好投はもちろんだけれど、3、4月で勝ち星のなかった憲伸に勝ちがついたのは大きいと思う。
ただ、明日から始まる9連戦を考えると中継ぎに不安が残る3連戦だった。
30日の試合では、平井、高橋聡といった勝ち組の中継ぎが揃って失点し、敗戦となった。
きのうも結果的に勝ちはしたが、チェンを続投させなければならない苦しい台所事情…。
個人的には、中里や金剛を使ってほしい気はするけど、安定感を考えると使えないのもわかる。
先発が直接岩瀬に繋げれればよいが、そうではないときどうするのか…。
前半のポイントだけに注目だ。
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by kuunn_17 | 2008-05-02 20:13 | '08 Dragons

4/25~27 対ヤクルト(神宮)

神宮でのヤクルト3連戦。
試合は全くといっていいほど観れませんでしたが、打線が繋がらない中、投手陣が踏ん張ってくれたみたいですね。
とくに吉見は無傷の4連勝!!!!
依然防御率も0点台ということで月間MVPの最右翼。
今後の励みに選出されればと思います。
(その後は充みたいにならないように…苦笑)

しかし、ヤクルトとの初戦に(実際はどうかわかりませんが)ベンチ入りメンバーの中に憲伸の名前があり驚きました。
阪神戦では中継ぎで連投。先発陣の安定感、手薄の中継ぎ陣を考えれば、憲伸はこのまま中継ぎスタンバイ!?かとも思いましたが、次の日には外れていたようで何のための遠征同行だったのでしょうか???

これで憲伸は先発ローテへ復帰するのでしょうけど、個人的には昨年の巨人・上原の例もあるし、(北京五輪の練習も兼ねて…笑)夢の憲伸、岩瀬ダブルストッパーも面白いとは思ったんですけどねェ。
ちょっと残念です。

まあ、なにはともあれ神宮では2勝1敗の勝ち越し。
HRでしか点の取れない打線が少し心配ですが、地元に戻ってやってくれると期待しましょう♪
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by kuunn_17 | 2008-04-28 17:38 | '08 Dragons

4/22~24

「飛可直否」
この四字熟語(造語)は、外野手が突っ込む際に基本とするものである。
すなわち、打球がフライならば突っ込んで可、ライナーであれば否という意だ。

なぜなら、言うまでもなく外野手の後ろには誰もいない。
フライであれば、たとえ後逸したとしてもフェンスまで転がることはないし、カバーも間に合うので「可」。
だが、ライナーを後逸すれば、打球は無人の野を往くことになる。よって「否」となる。

自分は外野手としてこう教わった。
外野手にとって最悪なことは後ろに逸らすことだと教え込まれた。
だとすれば、23日の森野は基本を外れたプレーをしたということになる。
(6回に金本の中前の当たりを突っ込んで後逸。その三塁打が決勝点に繋がる。)
しかし、森野は試合後にこう語る。
「もう一度あの球がきたら、やはり捕りにいきたい。捕れる球を捕りにいかなかったら悔いが残る。」と…。
捕れると判断した球は捕りにいく-これもまた基本中の基本だろう。
では、あの後逸はどうしようもなかったのかといえば、それも違う。
「(シングルヒットOKの場面ですから)止められればよかったのですが…。」
こう苫篠外野守備コーチが言ったように、捕れなければ止めればよかったのだ。

「捕る」と「止める」
文字で書けばふたつになるこの言葉だが、野球でいえばこれがひとつの動作でなければならない。
少年野球でなぜ監督、コーチが「正面に入れ」と執拗にいうかといえば、捕れなくても止められるからである。
そんなことは森野も重々承知をしているだろう。
だが、承知していても難しいのが外野手のライナーに対する判断なのだ。

本来、内野手の森野にそこまで求めるのは酷かもしれないし、逆に積極的に捕りにいった姿勢は評価しなければいけないものかもしれない。
しかし、チーム事情とはいえ、いまはセンター・森野である以上、やってもらわなければいけないのも事実ではないだろうか。

今年のドラゴンズは、投手陣と打線のバランスがよく強いと評判である。
とくに打撃陣は、ここ数年と比べても厚さが増した感はある。
だが、その一方で外野の守りのレベルは格段に落ちた。
現段階では、あまり目立ってはいないものの、昨日、一昨日のような接戦になれば、守りの質というものが大きく影響する。
そういうときにどんな布陣で挑むのか。
それが今年のドラゴンズの課題であり、不安でもある。


あとがき

昨日は延長12回、センターに守備固めで入った英智が難しい打球を捕りにいき、ギリギリのところで判断してハーフバウンドで掴んだ。
記録はヒット。ただそれだけだが、英智のそれには外野手ならでは好守がキラリと光った。
昨日は延長戦での英智投入となったが、今後、試合展開によっては5回、6回のような早い段階から1点を守り抜く布陣も必要だと思う。
そのためには、立浪に一本ほしいし、代打陣の入れ替えも必要になってくる。

がんばれ、たっつん。

4/22~24 対阪神1勝1敗1分
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by kuunn_17 | 2008-04-25 17:53 | '08 Dragons