カテゴリ:'06 Dragons 観戦記( 150 )

荒木の送球ミスから始まった試合の流れ

阪神 8-7 中日(甲子園)

3回の表を終えて4点のリード。先発が憲伸ということを考えれば、このまますんなりいくはずと思えた。しかし、些細なことからゲームは荒れ模様に転じる。
それは1−3の2点リードで迎えた2回裏、二死から鳥谷の打球を荒木が一塁へ送球ミスを犯したことだ。(記録はヒット)この回は次が投手の福原ということもあり、無失点で切り抜けることはできたが、次が1番から始まることを考えると嫌な予感がした。

ドラゴンズは3表に一樹のタイムリーで2点を加え、1−5の4点差とし楽勝気配が漂うも、裏を乗り越えない限りは安心できない。
しかし、一番気をつけなければならない先頭の赤星は初球を打ち上げレフトフライ。
「これで勝てる」正直、そう思ったのだが、この気の弛みがいけなかったのか、関本にレフト前へ運ばれると、続くシーツには甘く入った初球をセンターへ放り込まれてしまう。
4点差が一気に2点差。これでまったく勝負のゆくえはわからなくなってしまった。

その後は互いに点を取り合い、1点差で迎えた8回裏、濱中、鳥谷に打たれたHRが勝敗を決めるものとなるわけなのだが、初回に先頭の赤星を出して先制されただけに、3回、またしても細心の注意を払わなければならない状態にしてしまった荒木の送球ミスが試合を大きく左右したプレーとなったのではないだろうか。

3連敗さえしなければ…。
と、挑んだ甲子園での3連戦を0勝2敗1分けで終えたドラゴンズ。
井上やアレックスのバットが振れてきたこと、藤川が出てきても“絶対”ではないと知らしめたことは、これからの試合を戦う上で明るい材料ではあるが、昨日、今日と些細な守備の乱れ、(采配を含め)心の弛みから勝てる試合を落としたのは、今後優勝へ向けて戦っていく上での課題といったところだろうか。
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by kuunn_17 | 2006-08-31 22:28 | '06 Dragons 観戦記

一樹、起死回生の同点弾に見た積極性としたたかさ

阪神 3-3 中日(甲子園)

甲子園のつんざくような“あと一球コール”を一樹が撃ち破った。
2−3で迎えた9回。二死から英智に代わる代打で登場した一樹は、阪神の守護神藤川が投じた6球目、カウント2−1、外より高め151kmのストレートをぶっ叩くと、打球はぐんぐん伸び、バックスクリーン横に放り込む値千金の同点HRとなった。

「いいピッチャーなので真っすぐを1、2、3で思い切って打っていきました。見逃せばボールだったけど、うまく打てました」と一樹。(日刊スポーツ)
思い切って打つ。これがこの会心のHRを生み出した原動力だったのだろう。
その証拠に藤川が一樹に対して投じた6球のうち、見逃したのはわずかに1球。ストライク、ボールは関係ないといった感じで振りにいった。
「高めのボール球に手を出さないように」相手が藤川だとそうも言いたくなる。
しかし、それを意識すると振り遅れる。だったらボールだろうがなんだろうが打ちにいく。一樹はそう思ったのではないのだろうか。
それでいて4球目の球だけはなぜか見逃した。理由はなぜだかわからないが、積極的の中にしたたかさを合わせ持つ一樹。それが代打でHRを打てる理由なのかもしれない。

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by kuunn_17 | 2006-08-30 23:38 | '06 Dragons 観戦記

中田炎上も孝介に不安

阪神 9x-2 中日(甲子園)8回雨天コールド

「フォームが崩れたんです。投げるときに重心が右にずれたり、左にずれたりしてバランスが悪かったんです。練習でチェックしながら修正してきました」(中スポ)
4回12安打9失点と先発中田の内容は散々たるものだった。
だが、中スポの記事のようにフォームを崩し、しかも「フォームのクセから球種を盗まれている」と語っていた(らしい)となれば、いくら虎キラーといえどもこの結果はいたしかたない。
しばらくは不安定な投球が続くかもしれないが、まだ日本シリーズまでは時間があるし、今のうちにしっかりと修正していけばなんの問題もないだろう。

それよりも孝介の状態が悪すぎるほうが僕には気になる。
HRも打ったし井川の状態が良かっただけという見方もあるかもしれないが、ここ2試合で5三振という結果を見てもそうだし、空振りしたときの崩れ方、見送ったときの後ろへ下がってしまう仕草を見ても、かかとに体重が乗ってしまう悪いクセが出ているのは明らか。
変な話、中田は長引くようだったら代わりを上げればいいだけの話だが、孝介の代わりはいない。
この時期だからまだいいとはいえ、3番を打つ孝介がスランプに陥ったとなれば、荒木の状態が上がってきたとしても苦戦を強いられるのは必死だ。

明日、明後日も阪神との直接対決はある。
ドラゴンズとしては3連敗だけしなければOKだとは思うが、孝介の不調が続けば3連敗もあり得る。そんな不安もよぎった今日の試合だった。
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<ナゴヤでも元気がなかった孝介>
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by kuunn_17 | 2006-08-29 21:29 | '06 Dragons 観戦記

連敗ストップ!

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中日 6-3 横浜(ナゴヤ)

たっつん☆シゲさんありがとう!!

もう最高です♪

立浪和義

「繁が良い形でつないでくれたので、まず絶対に同点にしなきゃいけない場面なのでプレッシャーはあったんですけど、いつも代打で出たときにみなさんにたくさん歓声をいただいているので、期待に応えられて良かったです。追い込まれていたので、何とかバットに当てようと、結果がすべてなので本当に良かったです。
重い雰囲気を繁が振り払ってくれたので、これから優勝に向けて一直線で行きたいと思います。
チーム全体みんな一生懸命頑張っていますし、良い雰囲気になっていくと思います。いつも暖かい声援ありがとうございます。またこれから必死に頑張りますので応援してください!よろしくお願いします。」


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by kuunn_17 | 2006-08-27 21:40 | '06 Dragons 観戦記

打てん。守れん。勝てん。

中日 0-4 横浜(ナゴヤ)

恥ずかしながらおめおめと負けて帰ってまいりました(涙
ミスしたら負けとはいえ、あまりに打てなすぎますね。
初回、久しぶりに荒木がヒットで出塁、井端のカウント0-2からスタートを切りましたが、あれは単独スチールだったんでしょうか?(カウント的にはエンドランで井端が何らかのミスをしたって感じですけど)
あそこを上手く攻められたら、違う展開になっていただろうし、疑問が残る攻撃だったと思います。
【今日の収穫】
荒木 久しぶりのヒット
立浪 こちらも久しぶり♪
平田 プロ初打席!中里 今季初失点(^^;
憲伸と孝介のリストバンド(ガチャガチャ)

【臭かく】
漂うわき臭(最悪)
明日はいっそスタメン平田でいこう!!
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by kuunn_17 | 2006-08-26 22:17 | '06 Dragons 観戦記

仲良し竜虎またしても負け

中日 1-3 横浜(ナゴヤ)

今季初のナゴヤドーム3連敗。
なんどかチャンスはあっただけに、なんとか勝ちたかったが、連勝後に連敗することはよくあることだし、阪神もそれにお付き合いしてくれているので、明日からはまた気分を切り替えて頑張ってもらいたいと思う。

ただウッズのエラーや孝介、アレックスの連携ミス、谷繁の狭殺プレーなど、守備の乱れが少し目立ったのでそこら辺は締めて戦ってほしいと思う。

※しかし、荒木のツキのなさはどうすればいいのやら(^_^;)
全打席ヒットでもおかしくなかったのになぁ…。
でもあの打撃をしていれば結果はついてくるはず、いまはどうすればいいかわからないかもしれないが、気を落とさず頑張ってほしい。
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by kuunn_17 | 2006-08-25 21:51 | '06 Dragons 観戦記

竜連敗で知る先制点の大切さ

中日 1-5 ヤクルト(ナゴヤ)

「今日は何もありません。負けたというだけ。憲伸だって打たれる時はあるよ。」
試合後の落合監督のコメントだ。
たしかに今日の試合を観ていて、『あそこを抑えれば』『あそこで打てば』といったことはあるにせよ、これといった勝負の分かれ目はなかったように思う。
ただひとつだけ挙げるとするならば、試合開始直後、先頭の青木に対して憲伸が投じた一球目のストレート(カットかも)が高めにすっぽ抜けて“あれ?”っと思ったくらい。
それ以降の3球は低めに決まっていたし、その時点で「今日は負ける」なんていう予測はいくらなんでも横着というものだろう(三振を取った4球目のカットボールの球速が134km/hなのは気にはなったけど)

だとすれば「今日はなにもない」という落合監督のコメントもうなずける。
しかし、“たられば”を言わせてもらえば、初回ドラゴンズの攻撃、一死2塁からもし点が入っていたのなら今日の試合はどうなっただろう?

そこで面白い記事を見つけたので紹介したい。
“ペナント制覇の鉄則は?”と題したスポーツナビの記事なのだが、そこにはこうある。

ホームゲームでの先制を生かす中日の強さ

 先制点の効果については、先攻で先制するよりも、後攻で先制する方が極めて有利である。ホームグラウンドの試合か、地方での主催ゲームが後攻試合になるわけだが、これについては、地元ファンの声援が多いから選手が頑張るとか、統計的な結果で、というのではない。これは単なる算数の問題である。高校野球など、アマチュア球界においては理解している指導者が多かったが、意外とプロ野球関係者となると知らなかったと言われることがある。
 それは後攻で先制点を奪うと、残りは同じ攻撃イニングしかないから、相手チームがそれだけハンデを負う、という単純な理由である。先攻で先制点を奪った場合は、相手チームはその裏の1イニング分は長く攻撃できるのだから、それだけ先攻の時に比べると勝率は低い傾向にある。
 実際に、後攻で先制をした場合の勝率が今季最も高いのは、セ・リーグ首位を独走する中日。22勝負けなし、勝率10割と圧倒的だ。だが、中日の先攻で先制した36試合は、19勝10敗3分と勝率6割5分程度に落ちる。巨人も後攻で先制した場合は23勝4敗、勝率8割5分2厘と強いが、先攻で先制した24試合は12勝12敗と勝率5割しかない。一方の2位阪神は、後攻で先制した場合18勝6敗1分と勝率7割5分だが、両リーグの平均値とさほど変わらない。阪神の先攻で先制した場合は20勝12敗1分と、中日と互角。ホームゲームで先制しても、リードを守り切れず取りこぼす阪神と、抜け目なく守り抜く中日とのチーム力の差が、9ゲーム差という数字に表れている。

※記録は8月21日時点 


スポーツナビによれば、ドラゴンズは本拠地(ホーム)で先制した試合の勝率は100%とある。記録は21日時点とあるが、22日の試合にもこれが当てはまり、いまだ勝率100%は継続中だ。
このヤクルト3連戦を振り返ると、初戦はモノにできたが、それは相手のミスからであり3試合とも負けていてもおかしくはなかった。だが、先制した初戦は勝ち星を拾い、その後2戦では負けている事実。そう考えると結果論とはいえ軽視できないのではないだろうか。

「憲伸だって打たれることはある」と片付けられた今日の試合。
だが、初回に無得点に終わったことがあとあとまで響き、結果的に流れをドラゴンズへ引き寄せられなかったのかもしれない−そう感じた今日の試合でもあった。
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by kuunn_17 | 2006-08-24 23:24 | '06 Dragons 観戦記

ホーム連勝ストップも魅せたあっちゃんかっこいい〜♪

中日 3-4 ヤクルト(ナゴヤ)

9回ニ死1、2塁。ファンの大声援の中、代打高橋光の力ない打球がセンター青木のミットに収まりホーム14連勝の記録は途絶えた。あと一歩のところでの敗戦。しかし、最後まで諦めない気持ちが出た素晴らしい試合だったように思う。

3回裏、淡々という言葉がピッタリなほど気がない見逃し三振をする朝倉、荒木、井端(前の回の谷繁から4者連続見逃し三振)を見たときには、正直、怒りを通り越して阿呆らしいとさえ思った。
特に朝倉は投球が思うようにいかないのは仕方がないにせよ、先頭打者でありながら打つ気すら感じられない三振で、もし僕が監督ならばすぐさま二軍に落とすのにと思えるほど腹が立った。

しかし、4回裏、ウッズが反撃の一発を放つと、球場の雰囲気から選手の目など全てがガラリと変わる。野球とは面白いものでそれ以降はピンチを迎えても点を取られない、逆にチャンスだと押せ押せムードになる。
そして9回表、マウンドに中里が上がり、リグス、岩村と連続三振に斬って取ったときの球場の雰囲気はとても負けているチームとは思えないものだった。

結果的に同点、逆転サヨナラとはいかなかったものの、選手達が最後まで諦めずに戦ってさえくれれば、それを後押しするだけの声援をファンは送ってくれるのだ。
相手があることだから連続三振することももちろんあるだろう。だが、同じ三振をするにしても見逃しではなく空振り三振をして打つんだという『気』だけは見せてもらいたい。

−あっちゃんいいとこ見せたった−
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by kuunn_17 | 2006-08-23 21:49 | '06 Dragons 観戦記

サヨナラ竜、球団新ホーム13連勝!! 〜情けないヤクルト〜

中日 4x-3 ヤクルト(ナゴヤD)

雷でCS放送が観れない、愛犬にオシッコをかけられるなど、いろいろあった今日の試合でしたが、終わってみれば、延長12回、アレックスのサヨナラ打で日本一に輝いた52年前のホーム連勝記録『12』を塗り替える13連勝となりました。

思えば、5回までに2点をリードしながらも、6回、リグスに不用意な一球から2ランHRを打たれて同点とされ、しかも8回には、先頭打者の四球から失点をする典型的な負けパターンだった。しかし、それに輪をかけてヤクルトは一試合で失策を5つするなど、プロとは思えないお粗末さでドラゴンズに勝利をプレゼント。

ドラゴンズファンからすれば“ごっつあんです”だけれど、ヤクルトファンは、今日の試合でなにを感じて、なにを思ったのだろう。
ドラゴンズファンの視点で見れば、この時期になれば勝ち方なんかどうだっていいし、マジックがふたつ減ったことを素直に喜べる。
だが、一野球ファンから見ると、昨日まで一球に集中する素晴らしい試合をしていた球児達を見ていただけに、“これがプロか?”と思わざるを得ない。

もはやセ・リーグはどのチームが優勝するかという楽しみは失われつつある。その中で最後まで野球を盛り上げるには、素晴らしい試合、プレーをファンに提供する以外ないだろう。
ドラゴンズは優勝という目標に向かって今日も負け試合をモノにするべく頑張って戦ってはいたが、ヤクルトは岩村の素晴らしいプレーもあるにはあったが、青木のカバーが遅れたりと、記録に表れない部分でも最後まで集中する姿が見られなかった。
自分達はもう優勝できないからいい−のではなく、お金をもらっている以上、ファンのためにも最後までしっかり戦ってほしいと思う。
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by kuunn_17 | 2006-08-22 23:32 | '06 Dragons 観戦記

対巨人12タテならず 〜内海攻略には左打者が鍵〜

巨人 3-1 中日(東京D)

対巨人12連勝を目指し先発した佐藤充だったが、2回、孝介の今季初失策でピンチを作ると、ニ岡、内海にタイムリーを打たれ2点を失う。
それ以降はランナーは出すものの無失点で切り抜けてきたが、8回裏、3番手でマウンドに上がった岡本が、ニ岡にこの日二本目となるタイムリーを浴び3点差に広げられてしまう。
一方の打線は、巨人先発内海の前にチャンスは作るもあと一本が出ず、8回を無得点に抑えられ、9回、代わった高橋尚から井上がHRで一矢報いるのが精一杯だった。

充は相変わらず逆球は多かったものの、ここ数試合の状態からくらべれば腕も振れていたし、それほど悪くなかったように感じた。
しかし、ニ岡に打たれたタイムリーは仕方ないにせよ、打撃がいいとはいえ投手の内海、しかも初球を打たれたのは注意不足だったような気がする。

今季初めてローテーションを任され疲れはもちろんあるだろうし、抜く所は抜くでいいのだが、これからドラゴンズ投手陣の軸として働くためには、この辺りはきっちり締めていってもらいたい。

一方、前回(7/28)の対戦でも内海に対して3安打だったドラゴンズ打線は、今日も5安打と抑え込まれている。(過去2戦でヒットを打っているのは、荒木、森野、アレックス=1安打、一樹=2安打、孝介=3安打)
こうして見ると8安打の内、実に6安打が左打者から生まれているのがわかる。
内海の左右被打率を見ても、対右打者=.223なのに対して、対左打者は.265(19日現在)と対左の方が分が悪いという数字を示している。

であるならば、今日のポイントは7回、二死1、2塁の場面ということになる。
上で述べた数字を見るまでもなく、僕は今日の成績と内海の持ち球(シンカーがあるため)からいっても当然右の高橋光信ではなく、左の立浪だと思っていた。

しかし、ベンチの選択は代打高橋光信。
これは結果論でも僕が立浪ファンだからでもなく、数字が示す通り代打立浪の方が成功する確率は高かっただろう。
もしここで一本出ていたら・・・流れは確実にドラゴンズへ傾いていたに違いない。

それとも、テレビで立浪の姿を確認できなかったけど、ひょっとしてアンナと誕生会でもして居なかったとか?(ちなみに今日はアンナの誕生日です…笑)
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by kuunn_17 | 2006-08-20 21:54 | '06 Dragons 観戦記