勝とうと思うな、勝つと思え

9/9 東京D【巨人 3-0 中日】

 阪神とは3ゲーム差。ドラゴンズは19日から始まる直接対決までは、全てのカードに置いて最低でも勝ち越しておきたい所。その大事な試合の初戦をを任されたのは40歳の大ベテラン山本昌。一方、讀賣の先発もこれまた山本昌の上を行くベテランの工藤。ふたり合わせて82歳!40歳以上同士の先発はセ・リーグ初、55年ぶりの対決となった。

 山本昌は前回の阪神戦では5回持たずにKOされている。それだけに立ち上がりを注目していたのだが、変化球のコントロールが思った所にいかず、清水にツーベースを打たれると、2番に入った矢野にはきっちりと送りバントを決められ、続く二岡にあっさりと先制タイムリーヒットをレフト前に運ばれてしまう。
 その後のピンチはなんとか凌いだものの、2回にも連打とFC(フィルダースチョイス)で無死満塁とし、清水にセンター前へタイムリーを打たれ、1回0/3 失点2でマウンドを山井に譲った。
 山井は無死満塁のピンチを乗り切る大仕事をやってのけたが、5回、先頭の小久保にツーベースを打たれ石井に交代。その石井も阿部に四球、高橋由にライト前へ運ばれ、またしても無死満塁の場面で遠藤に交代する。この遠藤が村田にレフトへの犠牲フライを打たれ痛い3点目を失ってしまった。

 一方打線の方は、昌とは対照的にコントロールが良かった工藤の前に6回3安打と完璧に抑え込まれてしまう。球数も投げされる事が出来なかったので「このままやられてしまうのか」と思った7回、マウンドに上がったのは驚きのシコースキー。しかし、ドラにとっては願ったりの大チャンス!僕の頭の中では点を取れる空気が流れた(笑)
 先頭のウッズは2−0から粘って四球を選び、繋ぎの野球に徹する。孝介倒れた後、アレックスのレフト前ヒット、大西に代わる代打森野も四球を選び一死満塁!!東京Dのレフトスタンドからは「打って、打って、打ちまくれ!」と、この日最初のチャンステーマ(実際には森野からだったかな?)で選手を盛り上げるも、谷繁ライトフライ、代打光信も粘りはしたが見逃しの三振で、讀賣がくれたチャンスを潰してしまった。その後、8回は久保、9回は林に抑え込まれゲームセット。結果的には7回の攻撃を活かし切れなかった事が響いた試合となってしまった。

 と、ここまでは普通の戦評。kuunn的には7回の攻撃はたしかに勝敗に響いた事は間違いないとは思うのだが、それ以外の2回、5回、6回、8回にノーアウトで出したランナー(2回、6回は無死二塁)を次の打者がヒット、四球はおろか進める事さえ出来なかった事が最大の敗因だと思う。
 2回、6回においては、ウッズツーベース後、孝介レフトフライ、アレックスショートフライ(2回)渡邊ツーベース後、荒木レフトフライ、井端センターフライ(6回)といずれもフライを打ち上げてのアウトである。特に6回は1点差や2点差ではなく3点差!
しかも荒木、井端はHRを狙って打てるようなバッターではない。荒木は大きなレフトフライで悔しがっていたが、考え違いも甚だしい!
 たしかに「負けられない」「負けたくない」で俺が俺が!となる気持ちはよくわかるし、それがプレッシャーとなって本来のバッティングが出来なかったのかもしれない。
しかし、去年もそして今年も繋いで、繋いで相手に嫌がられるような野球が本来のドラゴンズの野球である。
 投手陣の早い継投で、勝ちに徹する姿勢が見えたし、山井以降、石井、遠藤、鈴木、聡文、平井で1失点と悪いなりにも結果は残した。それだけに拙攻に次ぐ拙攻が如何に勿体ないものだったか・・・。こんな試合では、暴れはっちゃくの父ちゃんじゃなくても涙がちょちょ切れるってもんだ。

 阪神は本拠地の甲子園で広島エースの黒田を叩ききちんと勝利を収め、これで4ゲーム差。まずます優勝への道のりは遠くなってしまったが、ドラゴンズはチャンピオンではなく挑戦者なのである。その挑戦者が直接対決でもないのに自分達の野球が出来ず空回りしてどうする。もうここまできたら開き直れ!そして「俺は自分ができる仕事をするから後は任せた」くらいの気持ちでやればいいじゃないか。個々がキチンと役割をこなせば、監督が繋がっていくように何とかしてくれるはずだ。それで負けたのなら監督のせいにすればいい。たぶん落合監督なら「俺が悪かった」と言ってくれるはずだから・・・。

頑張れドラゴンズ!!



こんな事を書いた後で言うのもなんだけど
7回の代打光信の場面は一樹じゃなかったの?
「ミツに速い球はツライ」と、つい先日監督が言ってたし
一樹とシコスキの相性はかなりいいような気がしていたから・・・
ちょっと気になったかな。

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by kuunn_17 | 2005-09-09 23:51 | '05 Dragons 観戦記

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