どうだ!これが新背番号20のピッチングだ!!

9/6 ナゴヤ【中日 5-2 阪神】

 『背番号20』投手として初めて杉下氏が背負って以来、権藤−渡辺−星野−小松−宣−川崎と、このエースナンバーは受け継がれてきた。今日は東海テレビでこの背番号20を着て一時代を築いた星野仙一が特別解説。この優勝争いの中でその星野仙一を前に、今年から背番号20を背負う事となった中田賢一が、偉大なる先輩を前に先発することになったのは神から与えられた宿命なのだろうか・・・。

 その中田は『いつも以上に緊張した』と試合後語ったが、その緊張がどこに隠れていたのか分らないほど落ち着いたピッチングをしていた。最初に驚いたのは、立ち上がりに赤星、鳥谷を連続三振に打ち取った時に笑っていた事だ。普通、優勝が懸かった大一番。しかもルーキー、立ち上がりとくれば、緊張の余り顔が強ばってもおかしくない。それを連続三振に取ったとはいえ笑顔でいられるなど並の心臓ではないと思った。

 次に「コイツは…」と思ったのは中日が1点を先制した後の2回表・・・この回先頭の金本にヒットを打たれ、この試合初めてのランナーを出す。続く今岡にはボール球の外ストレートから入り、2球目はスライダー(ストライク)3球目スライダー(ボール)とした所で、一塁へ牽制球。しかしこれがボークとなってしまう。普通なら(朝倉や野口、山井なら…//ボークするかしないかは別)ここで自分から崩れていってしまいそうなところ。しかし、中田は今岡をセカンドゴロ(明らかな進塁打で一死三塁)で凌ぐと、桧山はファーストゴロ。矢野をショートゴロに打ち取り、投手としての基本である『点を取った直後に取られない』をきちんと守る。

 そして圧巻だったのがリードが5点に広がった7回表・・・先頭バッターは中田自身がプロ初勝利を飾った4/15にHRを打たれている金本。その金本をわずか2球でセカンドゴロに打ち取ると、続く今岡にはストレート(見逃し)フォーク(ファール)ストレート(見逃し)の3球三振!桧山には追い込んでからのフォークを上手くライト前に運ばれたが、矢野にはストレート(ファール)フォーク(ボール)スライダー(見逃し)ストレート(空振り)で、この日10個目の三振を奪う。

 8回1/3(9/7訂正:8回2/3)、113球 6安打1四球11奪三振の自責点2。最後の最後でプロ初完封は逃したものの、背番号20に恥じない素晴らしい投球だったと思う。そして何より、甲子園であれだけ苦しめられた阪神打線から逃げずに真っ向勝負する姿は、見ていて感動した。
ヒーローインタビュー後に沸き起こった中田コール。あれほどのコールは今年聞いた事がないものだったように思う。残念ながら現場で見る事は出来なかったが、素晴らしい試合が見れた事を嬉しく思った。「中田、ありがとう」そして、その中田を援護してくれたドラゴンズの選手達に感謝です。

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 さぁ、明日も負けられない戦いが続きますが、明日の先発が予想される憲伸には、エースの名に賭けて中田にも負けられないのではないでしょうか。誰かに触発されて頑張るというのは野球にはよくあること。憲伸には『ルーキーごときに負けれるか』くらいの方がいいのかもしれません。相手がドラの天敵下柳ということも、憲伸にはプラスに働くような気がしています。

 野手陣は普段通りのソツのない野球をやれば負けないと思います。【今日特に印象的だったのが4回両チームの攻撃】一死1塁からレフト線ツーベースで帰れない阪神(走者鳥谷、打者今岡)に対し、同じく一死1塁からのツーベースで帰ってくる中日(走者荒木、打者井端)中日はカウント2−3でランエンドヒットという形でしたが、クロスプレーになることもできない阪神とはチームとしての底の大きさが違うと思います。
 ま、これも憲伸がゲームを作っての話ですので、明日の憲伸には是が非でも頑張ってもらわなければいけませんね。頼むぞ憲伸!!
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by kuunn_17 | 2005-09-07 00:48 | '05 Dragons 観戦記

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