5/3~8 対阪神、広島(ナゴヤ)

勝たせてあげたい-
誰もがそう願う山本昌の200勝も、実際は願えば叶うほど簡単なものではない。

あと9勝で挑んだ昨季。
前年の成績(11勝7敗)からすれば、あっさり達成するかとも思えた。
しかし、蓋を開ければ2勝10敗というまさかの大不振。
日本一を懸けて戦うチームの中に「山本昌」の名はなかった。

雪辱の08年も沖縄キャンプは二軍スタート。
そこには、今までのような特別扱いはない。
かつてはエースと呼ばれた男も、若手に混じって汗を流した。
その末つかんだ開幕ローテーション。
しかし、今季初登板は、背中の張りという思わぬ形での降板となった。
そして登録抹消…。
その間に吉見やチェン、川井といった若手が活躍。
山本昌はローテーションどころか、一軍登録さえ危うい状況となった。
しかし、そんな山本昌にもチャンスは巡ってくる。
相次ぐ投手陣の故障により中継ぎが不足、GWの連戦もあり再び一軍へ召集されることになったのだ。

そんな中で迎えた7日の広島戦。
山本昌は、初回を3者連続三振に仕留めると、その後もテンポ良く攻め、6回を2安打無失点。
打線の援護もあり、実に約1年ぶりとなる通算194勝目の白星を挙げた。

お立ち台で1年を振り返り「いろいろあったけど勝てればいい。」と語ったように、山本昌にとってのこの1勝は「いろいろ」を晴らす意味でも大きなものとなったはずだ。
しかし、現状を考えれば、先に書いたように投手陣の離脱により先発の機会を与えられたに過ぎず、山本昌の置かれた状況は、まだ競争の真っ只中といったものだろう。
で、あるならば、山本昌自身がその中でどう自分の力を出し、そして競争を勝ち抜いていけるかが200勝への大きな分岐路となるはずだ。

勝たせてあげたい-
しかし、勝つためには自らの力で勝ちを掴み取るしかない。
あと6勝、されど6勝。山本昌の行く先には、まだまだ試練の道が続いている。


5/3~5 対阪神(ナゴヤ) 1勝2敗
5/6~8 対広島(ナゴヤ) 2勝1分


あとがき

開幕から1ヶ月余、たっつんにもようやくヒットが出ました!
20打席・・・ほんと長かったヨ(涙)
憲伸の無四球完封が懸かっていただけに内心は複雑でしたが、代走を送られベンチに戻った時、落合監督を含め、全員が満面の笑顔で迎えてくれて本当にうれしかったです。
ありがとうございました。

しかし・・・
前回はドームだったんでよくわかりませんでしたが、憲伸の投球フォーム(足の上げ方)はかなり変わりましたね。
ストレート、カットなどは軸足に体重を乗せるためか二段モーション気味に、スローカーブは従来通り一連の流れで足を上げているように感じました。
時折、ランナーなしからもクイックで投げていましたし、逆にクセを作ることで相手を惑わしてるんでしょうか…。
登録抹消は、故障ではなくフォーム修正と読んでいましたが、果たして・・・。
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by kuunn_17 | 2008-05-09 17:57 | '08 Dragons

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