岩村への3球目。一球に泣いた朝倉

 9/2 ナゴヤ【中日 3-6 ヤクルト】

1回表ヤクルト先頭バッターの青木に対して、健太が投げた初球のカーブがすっぽ抜け。今思えば、これがこのゲームを左右する一球だったのかもしれない。
この回は宮本を併殺に打ち取るなど無失点で切り抜けるのだが、僕が書いたメモには『注目の立ち上がり。変化球が高めに抜けているのがどうなるか?』と書いている。
一方、初回に荒木のライト線へのツーベース。井端がきっちりと進塁打となるセカンドゴロ。立浪がレフトへ犠牲フライを打ち上げ「あっさり」先制したドラゴンズだったが、この時の石川の投球について書いたメモには『若干ボールが高めに浮いているものの、全体的には球がキテいる感じ』とある。

つづく2回、朝倉へのメモ『まだボールが抜けている。ボール球になっているのが救いか。』石川については『チェンジアップ、スライダーのボール球を使えるなど投球に余裕が出てきた。』と書いている。
この時点で朝倉のデキは決してイイと呼べるものでなく、抜けた球がボール球になっている為、打たれずに済んでいる。と感じていたようだ。
石川については球がキテいて、投球の幅もあり状態はいいと感じている。

3回表、この評価が悪くも当たってしまう事となる。この回先頭の小野はアレックスの好捕もあり抑える。次はピッチャーの石川。これもいい当たりではあるがサードゴロに切って取りツーアウト。しかし、続く青木にツーベースを打たれると、宮本へは抜け球ばかりで四球を与えてしまう。ツーアウト1、2塁。打者岩村。宮本への四球の内容を見て「これは少し厳しいかな」と思った。しかし、初球はフォーク。2球目はストレートで完璧な内容で追い込む。「これでイケルかも」と思った瞬間・・・カウント2−0から投じたフォークが全く落ちずど真ん中へ...2回のメモで『抜け球がボールになっているのが救い』と書いた事の真逆…抜けたフォークがど真ん中へキテしまった。
2-0から打たれて動揺したのかラミレス、宮出、リグス、城石と連続タイムリーを喰らってしまいノックアウト。今季最短の朝倉KO劇場となってしまった。

岩村への2球があまりにも良過ぎた故の3球勝負だったのかもしれないが、この日の朝倉を見ればフォークが抜ける事も十分想像できたはず。「たられば」は言ってはいけない事だが、慎重に1球外してからの勝負だったのなら、全く違う結果になっていたかもしれない。そんな事を思った昨日の試合だった。
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by kuunn_17 | 2005-09-02 23:25 | '05 Dragons 観戦記

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