日本シリーズ第3戦 -快勝の夜に眠る不安-

ドラゴンズ、快勝!
9対1というスコアだけをみればたしかにそうなる。
が、第二戦とは違い、点差とは裏腹な今後に不安が残る一戦となった。

第一点はひさびさの実践マウンドとなった先発・朝倉だ。
8安打を打たれながら1失点に抑えたこと。これについては朝倉らしいといえば朝倉らしい。
しかし、気になったのは初回、一死から田中賢の打球を弾いたことである。
今年の朝倉は、幾度も自身への強烈な当たりをうまく捌いてきた。
その理由は、守備力の向上はもちろんのこと、投球フォームの安定でフィニッシュがよくなったことが挙げられると思う。
しかし、今夜はフォームにばらつきがあり直球のノビもなかったし、それが守備にも影響した。
これが登板間隔からくるものならば、1試合で変わることはもちろんある。
だが、感覚のズレとなると、終盤、勝てなくなったころから引きずっている可能性が高い。
ましてや次に朝倉が投げるとするならば、負け=終わりといった局面になるだろう。
ナゴヤで決まれば杞憂で済むが、最後までもつれるようなことがあれば・・・
ただの不安であることを願うばかりだ。

もう一点は、散々テレビ解説をされていた方々がいっていたことなのだが、途中からまったくノー感じになった打線が気にかかる。
第二戦を終えた時点では、「勢いがつけば」の注釈つきでナゴヤ3タテもありえると思った。
しかし、ふたを開けてみれば、9点を取りはしたものの勢いがつく試合ではなかった。
これによって、もし明日の試合を落とすようなことにでもなれば、2勝2敗の五分どころか日ハム断然有利の状況になる。
短期決戦では、結果はもちろんのこと内容もたいへん大きなウエイトを占める。
それゆえ三試合で一番内容が悪かった今夜の試合の次、つまり明日の試合が本当の意味で大切な試合になるだろう。
そういった意味でも、選手たちには今夜の試合は早く忘れ、明日は新たな気持ちで戦ってほしい。そう思う。



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by kuunn_17 | 2007-10-30 22:31 | 中日ドラゴンズ

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