クライマックス・シリーズという名の敗者復活戦


日本シリーズ出場権をかけ、セCS第2ステージが今夜、開幕する。
泣いても笑っても、この巨人との5連戦で日本一への扉が開くかどうかが決するわけだが、正直いってCSには何の興味ももたない。
たとえ第2ステージを勝ち上がり、日本シリーズで4勝したとしても、ドラゴンズの07年は、巨人の後塵を舐めた時点で終わったもの。
素直に喜ぶことなど僕にはできない。

ただ、ドラゴンズの選手たちが真剣に戦っているのに、もう終わったんだから「負けろよ」などとは思えないのも事実だ。
第1ステージにしても、現場へ赴こうとまでは思わなかったがテレビの前で応援はした。
「絶対に勝て」でもなく「負けろ」でもない、ただ、頑張れという不思議な感覚だった。
たぶん第2ステージもそういった感覚で応援するんだと思う。

負ければ終わりの短期決戦、稀にみる3強のデッドヒート…。
そのどちらにおいても、気持ちの昂ぶりを全く感じないものにしてしまったこのCSというシステムは、一体、何なのだろう。

仮にドラゴンズが負けたとしても失うものは何もない。
しかし、巨人が負けたのならば優勝の喜びどころか価値さえも薄れたものになり、ファンには鬱憤が残る。
常に「日本一」を目標に掲げている落合ドラゴンズは、日本一=勝ちであり、それ以外は、負けなのかもしれないが、まずはリーグ優勝を目標に一年間を必死で戦うのがプロ野球というものではないだろうか。
その意味では、巨人が勝者であり、ドラゴンズは敗者である。
雌雄が決した後の敗者復活戦。
僕の中でのCSは、ただそれだけの意味しか持たない。



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by kuunn_17 | 2007-10-18 13:09 | 中日ドラゴンズ

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