言葉では語り尽くせぬ友情

阪神 5-1 中日(甲子園)

6番サード片岡、3番レフト立浪・・・
PL学園では4番として、主将として、同じ夢を抱き、共に頑張り、切磋琢磨をしてきたふたりが、最後に“夢の舞台”甲子園のスタメンに名をつらねた。

きのう今季限りで現役の引退を表明した阪神片岡。
「結果に悔いは残る。だけど、やってきたことに悔いはない。」
日ハムで10年。阪神で5年。完全燃焼の引退だった。

片岡と立浪。互いのことを“たっちゃん”、“あっちゃん”と呼び合う『なんでも語り合える友』。同じ野球人として、友として、立浪もただ見ているわけにはいかなかった。
試合前にスタメンでの出場を直訴。“あっちゃん”の最後の瞬間を同じグランドの上で見届けたかったのだろう。
5回は、ヒットで塁に残った片岡に握手するためにレフトから駆け寄った。7回には、片岡、現役最後の打席、立浪の頭上を越えるツーベースの打球の処理もした。引退の挨拶では一目はばからず、拭うこともせず、涙を流し続けた。

そんな“たっちゃん”の気持ちが片岡もうれしかった。
グランドを一周、ファンに別れの挨拶を済ませた片岡が、最後に足を向けた場所も立浪のもとだった。「終わったよ」片岡の口の動きはそう言っていた。

PLの同級生で4人がプロへ入り、橋本、野村に続いて、片岡までも引退。立浪にとっては寂しい限りだろう。だが、立浪にはまだやらなければいけないことがある。やり残したことがある。
そう、それは日本一だ。
先に引退した3人のためにも、日本一になって元気な姿を見せてもらいたい。
そして、またいつの日にか、グランドの上で戦う日を楽しみにしている。

あっちゃん、15年間お疲れさまでした。
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by kuunn_17 | 2006-10-12 22:20 | '06 Dragons 観戦記

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