横浜に助けられたマジック3 〜経験に勝るものなし、この経験を次ぎに活かせ〜

横浜 3-4 中日(横浜)

勝ち方なんかどうだっていい。とにかく“勝つ”という結果さえあれば…。
ドラゴンズは前日同様、2点をリードし終盤に突入するも、7回、ミスから横浜に逆転を許し、前日の嫌な負けが脳裏をよぎる。しかし、迎えた8回、今度は横浜がミスで満塁の場面を作ると、代打立浪の当たりを昨日のヒーロー、サード村田がホームへ悪送球。サードからウッズ、セカンドから森野がホームを駆け抜け逆転に成功。その1点を8回は平井が、9回は岩瀬が守り抜き、苦しみながらも負けられない試合を勝利で締めた。

ドラゴンズと横浜、共にミスを犯し、そこから失点をしてしまうという締まらない試合だった。
『 ALL or NOTHING 』勝てば100点、負ければ0点の試合だから内容はどうでもいいとはいえ、2点をリードしていることを考えれば、2点取られても同点という余裕でいなければいけないところで、焦って犯した朝倉、森野のミス。
このふたりに欠けているものは『経験』。例えば同じ場面でも憲伸や立浪が守っていたならば、このミスはなかったはずだ。彼らが真の主軸となるためには緊張やプレッシャーの中でどれだけ冷静に判断し、行動できるかだと思う。
勝ったからいい。それはそうだろう。だが、それで“せっかくの経験”を忘れてしまっては、これからさらにくるであろう、緊張やプレッシャー、厳しい戦いを勝ち抜くことはできない。
「勝ったからこそ反省し、そしてその経験を活かせ」
大人の多いドラゴンズの選手にあって若い二人にこの言葉を残したい。



その若い二人とは対照的に、数々の修羅場を経験し抜いた男がまた大記録を打ち立てた。
その男の名は岩瀬仁紀
去年のシーズン46s日本記録に続いて今年も40sを達成。
二年連続40sはあの大魔人佐々木ですら成し遂げていない史上初の快挙だ。

「(記録を達成したことについて)正直、記録のことは頭になくて、昨日あのような形で負けていましたので、今日は絶対に勝たないといけないので強い気持ちをもって投げました。優勝争いというのはなかなか厳しいものですけれども、これが当たり前だと思っています。」
ヒーローインタビューに登場した岩瀬は、記録には無関心。今日の試合のことだけを考えていたらしいが、入団してから絶えず勝敗にかかわるところだけを投げ続け、成し遂げたこの大記録には頭が下がるばかりだ。
いまでも忘れることができない99年、岩瀬の初登板。あのオドオドしていた岩瀬はもはやどこにもいない。そればかりか、いまでは球界を代表する守護神になった。
今季もすでに50試合登板をクリアし、これで入団から8年連続の50試合登板。
これにも凄さを超越し、言葉もないくらいだが、2度の優勝もいまだ胴上げ投手になったことはない岩瀬。今年はその最大のチャンスなだけに、疲れはあるだろうが、あと数試合、死ぬ気で頑張ってほしいと思う。

史上初、2年連続40sおめでとう!!
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by kuunn_17 | 2006-10-08 18:32 | '06 Dragons 観戦記

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