嗚呼、零敗 運にも見放されたドラゴンズ対阪神ホーム全勝ならず

中日 0-2 阪神(ナゴヤ)

山本昌のノーヒットノーランの興奮覚めやらぬ中迎えた尾張決戦第3試合。
ドラゴンズは、中7日、万全の体勢で先発のマウンドへ朝倉を送る。
その朝倉は立ち上がりから快調に飛ばし、憲伸、山本昌と繋いだ無失点のバトンを引き継ぐような見事な投球で、6回を投げ被安打2と阪神打線に付け入る隙を全く与えない。
しかし、0対0で迎えた7回、ひとつの四球をキッカケに試合が大きく動くことになる。

先頭の関本はサードゴロに打ち取るも、続くシーツに対して1−3とカウントを悪くすると、5球目、朝倉が投じたシュートは谷繁も捕球できない、シーツの胸元をすくうようなすっぽ抜け。
この投球にシーツは激しい口調で朝倉を指差し激高。マウンドで顔を紅潮させる朝倉。
これを見た谷繁は、朝倉の気持ちを落ち着かせようとマウンドへ。

ここまで好投を続けていた朝倉の思わぬ(精神的な)アクシデント。
「気持ちがボールに出なければいいが…」と思いながら、次の金本の打席に注目すると、まずは初球のシュートが高めに抜け不安を露呈すると、2球目、同じシュートが今度は甘く入り、金本はフルスイング。打った瞬間それとわかる打球は、阪神ファンで埋めつくされたレフトスタンドへ。この3連戦、25イニング目で初めての失点は、シーツへの“すっぽ抜け”、朝倉の精神的なダメージから生まれた。

一方、阪神先発安藤の前に抑え込まれていた打線は、2点ビハインドで迎えた8回、先発朝倉の代打、立浪のレフト線を破るツーベースを足掛かりに一死3塁のチャンスを作るも、井端はツキのないセカンド正面のライナー。孝介四球後、二死1、3塁の好機で打席に入ったウッズも空振り三振と、阪神、必死の継投の前にあと一本が出なかった。

8回、一死3塁…。2点差にもかかわらず、“なぜか”前進守備を敷いた阪神ベンチの采配に「ここで井端にタイムリーが生まれれば勝つ」と感じたが、内の球を捉えて打ち返した打球も運に見放されニ直に終わり、今日の試合が決してしまった。

ナゴヤドーム、対阪神11連勝でマジック13と目論んだ尾張決戦第3戦だったが、終わってみれば3安打の完封負け。この敗戦でゲーム差も再び5と縮まり、阪神に首の皮一枚繋がれた格好になってしまったが、最悪1勝できればの3試合で勝ち越せたのだから上出来といったところだろうか。
3勝2敗、防御率4.11(16日現在)とナゴヤを苦手としてきた朝倉が、精神的な弱さを露呈したとはいえ、8回を投げ2失点。日本シリーズを見越した場合、この朝倉の好投も収穫のように感じる。
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by kuunn_17 | 2006-09-17 18:10 | '06 Dragons 観戦記

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