原点に帰る投球を…

中日 0-4 巨人(ナゴヤ)

ドラゴンズ先発、佐藤充は立ち上がりから谷繁の要求どおりにいく球がほとんどなく、4回1/3、67球を投げ3失点と、先発投手の役目を果たすことができなかった。
一方、打線もチェンの同級生、巨人先発、姜建銘(ジャン・チェンミン)に抑え込まれ今季7度目の零封負け。
『投』では、2番手で久しぶり(4/30以来)に登板した石井裕也が、打者12人に対して無安打と好投したのは唯一の収穫だったが、『打』の方では、またしても初物への弱さを露呈してしまう結果となった。

今日の試合に姜建銘(ジャン・チェンミン)が登板するという予想は昨日からあったため、昨日の試合が始まる前に「今日負けたならば連敗するかも」という予感はあった。
それゆえ、昨日の勝利で最悪の連敗は免れたという安堵感があったため、今日の敗戦も想定内。打てなかったという結果は受け止めなければいけないが、次をどうするかが大切であって、それほど痛いとは感じなかった。

今日はそれよりも充の投球に大きな不安を覚えた。
たしかにこれまでも調子は良くないと感じてはいたが、ヒットは打たれるも、粘り強い投球で先発の責任投球回数以上は全うしてきた。
だが、今日はコントロールが定まらないばかりか、5イニング中4イニングで先頭打者を
出すなど、とても使える状態ではなかった。
これが初めて経験するローテの疲れなのかどうかはわからない。しかし、今日の投球を見る限り、理由がなんであるかどうかは別にせよ、ローテーションで使える投手の内容ではない。

5/11 札幌での日ハム戦で初回に3点を奪われ、これではダメだと腕を振ることだけを考えて、その後連勝することに成功した充だが、この連勝で自信を持ちすぎ、それが邪心を生んでいるのではないだろうか。
謙虚な充だから自惚れていることはないとは思う。しかし、心のどこかに隙はなかったか。プロなのだから自信を持つことは大切なことだ。だが、自分の原点『我武者らに腕を振る』ことを忘れてはならない。
味方の為にテンポ良く投げるんだという気持ちはわかるけれど、今日の投球を見ているとテンポの良さと投げ急ぎが同じになっているように感じた。
まずは味方のことより自分のこと。
充には自分の原点がどこなのか。いまいちど思い起こしてもらいたい。
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by kuunn_17 | 2006-09-03 23:04 | '06 Dragons 観戦記

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