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対巨人12タテならず 〜内海攻略には左打者が鍵〜

巨人 3-1 中日(東京D)

対巨人12連勝を目指し先発した佐藤充だったが、2回、孝介の今季初失策でピンチを作ると、ニ岡、内海にタイムリーを打たれ2点を失う。
それ以降はランナーは出すものの無失点で切り抜けてきたが、8回裏、3番手でマウンドに上がった岡本が、ニ岡にこの日二本目となるタイムリーを浴び3点差に広げられてしまう。
一方の打線は、巨人先発内海の前にチャンスは作るもあと一本が出ず、8回を無得点に抑えられ、9回、代わった高橋尚から井上がHRで一矢報いるのが精一杯だった。

充は相変わらず逆球は多かったものの、ここ数試合の状態からくらべれば腕も振れていたし、それほど悪くなかったように感じた。
しかし、ニ岡に打たれたタイムリーは仕方ないにせよ、打撃がいいとはいえ投手の内海、しかも初球を打たれたのは注意不足だったような気がする。

今季初めてローテーションを任され疲れはもちろんあるだろうし、抜く所は抜くでいいのだが、これからドラゴンズ投手陣の軸として働くためには、この辺りはきっちり締めていってもらいたい。

一方、前回(7/28)の対戦でも内海に対して3安打だったドラゴンズ打線は、今日も5安打と抑え込まれている。(過去2戦でヒットを打っているのは、荒木、森野、アレックス=1安打、一樹=2安打、孝介=3安打)
こうして見ると8安打の内、実に6安打が左打者から生まれているのがわかる。
内海の左右被打率を見ても、対右打者=.223なのに対して、対左打者は.265(19日現在)と対左の方が分が悪いという数字を示している。

であるならば、今日のポイントは7回、二死1、2塁の場面ということになる。
上で述べた数字を見るまでもなく、僕は今日の成績と内海の持ち球(シンカーがあるため)からいっても当然右の高橋光信ではなく、左の立浪だと思っていた。

しかし、ベンチの選択は代打高橋光信。
これは結果論でも僕が立浪ファンだからでもなく、数字が示す通り代打立浪の方が成功する確率は高かっただろう。
もしここで一本出ていたら・・・流れは確実にドラゴンズへ傾いていたに違いない。

それとも、テレビで立浪の姿を確認できなかったけど、ひょっとしてアンナと誕生会でもして居なかったとか?(ちなみに今日はアンナの誕生日です…笑)

by kuunn_17 | 2006-08-20 21:54 | '06 Dragons 観戦記

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