対巨人10連勝でマジック34!!

巨人 1-6 中日(東京D)yahoo! スコア

6回を投げて121球(被安打8、失点1)と、球数が物語るように先発憲伸の状態は決して良いと呼べるものではなかった。
それだけに孝介の先制タイムリー、谷繁の中押HRなど、先制、中押とドラゴンズのペースで試合を展開できたことが大きいと感じた今日の試合だが、その中でも3回、6回、8回と、無死から出塁したランナーを送りバントでしっかりと進めたことが、孝介のタイムリーに結びつく大きな働きだったのではないだろうか。
しかもその3イニングの内、2イニングがツーアウトからの得点。
これには孝介の勝負強さもさることながら、送りバントで2塁に進めた後、ランナーを還すまではいかないものの、しっかりと右打ちをし、チームバッティングで3塁に進めた荒木、井端の活躍は素晴らしいものだったように思う。

一方の巨人はというと、あと1本が出ないばかりか進塁打もゼロという始末。点差があり打つ手がなかったといえばそれまでなのだが、エンドランを唯一掛けた5回(3点差、二死1塁、走者鈴木、打者高橋由伸)の場面も、1度の試みだけでやめてしまい、せっかく由伸にヒットが出ても1、2塁という形でとどまってしまう。これがもし、1、3塁という形を作れていたのならば、結果はまた違ったものになっていた可能性がないとはいえない。

エース同士の投げ合いともなれば、チャンスはそうそう訪れるものではない。その中でもしっかりとランナーを進め自分達でチャンスを作り上げたドラゴンズと、ランナーを進められない、もらったチャンスの芽も自分達でつぐんでしまう巨人、この差が今季の対戦成績に大きく表れているような気がする。





荒木、二度の犠打によって勝ったともいえる今日の試合。
「荒木、井端はバントのサインを出せる選手」
中京テレビ(日テレ系)で解説をしていた、星野SDがそう評価していたが、ドラゴンズの試合をいつも見ている側からすれば、井端はともかく、荒木にバントのサインが出て安心して見ていられるかと問われれば、必ずしも安心して見ていられるほど上手くはないというのが普通の意見だろう。
しかし、今日は一発で二度決めた。これには正直驚きもしたが、逆に「工夫しているんだな」と感じもした。
通常バントのサインが出れば、最初からバントの構えをして打席に立つのが普通だ。
だが、今日の荒木は、いままで最初からバントの構えをして失敗していたからなのか、投手が投げてからバントの構えをする動作に変えた。これが功を奏し見事な送りバントを二度転がした。
どんなものでも基本というものはある。しかし、逆に基本がどうしても苦手だという人も多い。
ダメなら基本に帰るのが普通ではあるが、どうしてもダメなら自分が一番やりやすい方法を試すというのもひとつの手だ。荒木がどのような経緯でバントの方法を変えたのかはわからない。だが、自分の中で導きだし、それが結果に繋がったことは素晴らしいことだと思う。
まだこれから壁に当たるかもしれないが、そうなればまたその時に考えればいいこと。
まずは『送りバントもできる荒木』に成長したことが嬉しく感じた今日の試合でもあった。
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by kuunn_17 | 2006-08-18 22:53 | '06 Dragons 観戦記

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