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劇的勝利も不可解な7回の攻撃

中日 8-6 広島(豊橋)

6対6で迎えた8回裏、孝介のバックスクリーンにぶち当たる劇的なHRで勝利をモノにしたドラゴンズだが、正直言って、勝ったのが不思議とも言える試合だったように感じる。

その理由は7回裏、ドラゴンズの攻撃にある。
この回、ウッズのHRで6対6の同点に追いつくのだが、そこから森野が出塁し、二死2塁でドラゴンズは一樹に代わる代打高橋光信を送り勝負にでる。

このとき僕は、当然2塁ランナーの森野にも代走が送られる。そう思った。
しかし、代走が送られることはなく、2塁にはそのまま森野が。
光信は四球を選び二死1、2塁。続く谷繁の当たりは三遊間をゴロで抜け左前へ…。
1点勝負と見た広島は前進守備、ドラゴンズも二死だけに高代コーチも当然腕を回す。
結果、広島レフト前田から好返球が返ってきたこともあり、森野はホームでタッチアウト。せっかくの勝ち越しチャンスを不意にすることになった。

たとえばこれが、森野が還ってきても点数が及ばないのならわかる。
しかし今日の場合は、勝ち越しのランナーでもあり、しかもイニングは7回、立浪ももう使えない中での一樹に代わる勝負を賭けた代打高橋光信だ。

ここで点が入らなければ負けとも言える場面。
結果的に光信は四球だったが、それは結果論であって、谷繁が打ったのと同じことになったかもしれない。

最後は東出の牽制死や審判のミスがあり、ドラゴンズがかつことにはなったけれど、勝負では負けた。そう思える今日の試合だった。

by kuunn_17 | 2006-08-09 23:33 | '06 Dragons 観戦記

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