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ひやひや逃げきり勝ちで連敗ストップ 〜終わり良ければ全て良し?〜

横浜 7-9 中日(横浜)

3回を終えて0−6、投げているのはエース川上憲伸でしかもここまで6奪三振とこれば、誰もが「今日は余裕で勝つでしょ」と思ったはず。
しかし、終わってみれば7−9の2点差。野球ってわからんなぁ…と、つくづく感じた試合だった。

とくに5回、9年目の無名選手新沼(たっつんがずっと選手名鑑を見てました…笑)にHRを打たれ、憲伸の気持ちが切れて崩れていく様は、去年の8月5日が思い出され、8月の横浜は、憲伸にとって鬼門なんじゃないかとさえ思ったほどだ。

しかし、1点差で迎えた8回、二死から荒木のタイムリーが出て2点差となり、なんとか持ちこたえた憲伸。ここ数試合の中で、かなり状態はいいと感じた今日の試合だっただけに物足りないと言えば物足りないが、気持ちを切らせば、いくら調子が良くてもダメだとわかっただけでも今後に繋がる経験が出来たのではないだろうか。

連敗で迎えた試合で勝てたことは本当に大きな一勝だったと思う。
だが、この試合5度先頭打者を塁に出しながら、ウッズのHR以外は一度もランナーを進めることができなかった。

5度の内、3度がウッズの打席だから致し方ない部分はある。しかし、あとの2度は6回の憲伸の送りバント失敗と8回の代打高橋光信のサードゴロ。
特に8回は、1点差だったのに、何故ここで光信だったのかわからなかったし、120球以上投げていた憲伸を1、3塁のチャンスで打席に立たせた意味もわからない(1点差で投げさせる投手がいないというならわかるが)
9回、4点差で今季初マウンドの中里を使い、最後はドタバタ劇になってしまったことも含めて、結果的に勝ったとはいえマズイ采配を振るった試合だと感じた。




「ねじ伏せたい」
試合前、そう語った横浜先発のルーキー山口投手。
しかし、3本のHRを打たれるなど、2回2/3を投げ6失点と散々な結果。

これには相当反省したようで
「課題ばかり。納得のいく投球ができるよう練習をしようと思う。」
と、登板後は180度態度が変わった山口投手だった。

たしかに甲子園でも活躍し、素晴らしい球を持っているとは思う。
にしても「ねじ伏せたい」って・・・
いくら貧打竜とはいえ、打つときは打ちますから!
ドラゴンズも高校上がりたてのルーキーにナメられたもんです(苦笑)

ビッグマウスで自分にプレッシャーを掛けるのもいいけど
やっぱそれなりの結果を残してからにせんと。

ねっ、亀田君♪

by kuunn_17 | 2006-08-03 22:54 | '06 Dragons 観戦記

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