佐藤充、彩花ちゃんに捧げる今季初勝利

中日 1-0 オリックス(ナゴヤ)
臓器移植手術を行ったが、残念ながら16日(日本時間17日)に亡くなった彩花ちゃん(1)に捧げる、佐藤充の8回、84球だった。
ストレートの制球が乱れるなど、状態は決してよくはなかった。
しかし、彩花ちゃんの渡航費用を募金をしてくれたファンへの感謝の気持ちをボールに込めた。
ヒットを打たれながらも要所を締め、8回を無四球、無失点。
腕を振り投げ抜いた佐藤の姿は、まさしく一球入魂だったように思う。

「今日は負けられない」
その佐藤の気持ちを受け、打線は5回までノーヒットに抑えられたが、6回、完璧な内容だった41歳、不惑の吉井をワンチャンスで攻略する。
この回、先頭の8番・森岡が、当り損ねながらもショート内野安打で出塁すると、続く、佐藤は初球をきっちりと転がし送りバント成功。
そして、迎えるは荒木の故障から4試合連続で1番に座る井端弘和
初球の高めに浮いたストレートを逃さず、右中間を破るタイムリーツーベースで、吉井から虎の子の1点をもぎ取った。

9回には7試合ぶりで登板した岩瀬が、二死から連続ヒットを打たれヒヤヒヤしたが、最後は塩崎をきっちりと三振に仕留めゲームセット。

1956年以来、50年ぶりの4試合連続完封勝利で、今季初の5連勝!!
明日からは昨年の日本一、千葉ロッテと千葉での3連戦となるが、この勢いをそのままに、千葉でも連勝してナゴヤに戻ってきてもらいたいと思う。
(manaさん、そっちの試合は任せましたぞえ〜〜)

◇佐藤充
「うれしいの一言です。内容に関しては上出来だと思います。先のことを考えずにバッター一人一人を打ち取ることだけを考えて投げました。(彩花ちゃんと彩花ちゃんの為に募金をしてくれたファンへ)今自分にできることは一生懸命投げることだと思っています。その結果として0点に抑えられたということを自分自身うれしく思います。今日はスタンドの皆さんの声援に後押しされて良いピッチングができました。今回のピッチングがたまたまだと言われないように次からもがんばりますので球場に足を運んで応援してください。よろしくお願いします!」(スコアボード

◇落合監督
「ピッチャーが0点に抑えれば勝つ。何も言うことはない。」(スコアボード)




4回を終わり、依然ドラゴンズはノーヒット。
そこで5回裏、ドラゴンズベンチは円陣を組む。

この回(5回)
先頭のアレックス、初球のフォークを叩きセカンドフライ。
6番・立浪、初球は高めのカーブを見逃したが、2球目を打ちにいってファール。
7番・谷繁、初球のフォークを空振り。

6回
8番・森岡、カウント0-1から、2球目のチェンジアップを空振り。
9番・佐藤、送りバント
1番・井端、初球のストレート、右中間への適時二塁打。
2番・光信(代打)初球のフォーク、左前ヒット。
3番・孝介、初球、ボール球をキャッチャーが要求、2球目を打ち併殺。

これを見ればわかるように、
円陣時に出たベンチからの指示は『ファーストストライクを狙え』だったように思う。
オリックスも、かなり早いカウントから打ってはきていたが、
打者によっては、甘い球を見逃す場面もちらほらあった。
ドラゴンズとオリックスで違うのは、たかが徹底させるか、させないかの違い。
しかし、徹底させたドラゴンズはワンチャンスをモノにし、
オリックスは何度もチャンスを作りながら、あと1本が出ず負けた。
3安打でも勝てた今夜のゲームは、ベンチのファインプレーで勝った試合といってもいいかもしれない。

◇井端弘和
「(タイムリー二塁打について)あまり打てていなかったので来た球は全部打つつもりで打席に立ちました。ストライクゾーンに来たので思いきって振ったら良い結果につながりました。チャンスでは第一ストライクから積極的に打っていくことを心がけているので今日の結果は自信になります。これからも5連勝と言わず10連勝、20連勝できるようにがんばりますので応援よろしくお願いします。」(スコアボード)
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by kuunn_17 | 2006-05-18 21:06 | '06 Dragons 観戦記

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