経営者である前にファンであることを願いたい

野口、FA宣言 球団争奪戦 竜残留要請もマネーゲーム拒否
<球団の判断はファンの為>
 今回の球団の方針は、野口ファンからすれば「冷たい」と思うかもしれない。だが、今や野球選手への報酬は無制限ではなくなってきている。経営者はどこかで線を引かねばならない時期に差しかかっているのだ。
 『獲得』がすべてに優先されれば、当然ながら金銭はつり上がる。FAや一部外国人、ドラフトの自由獲得枠…。複数球団で争奪戦を展開した例は、ここ10年で無数にある。需要が高まれば、価格が高騰するのが資本主義。確かに中日がその渦中に身を投じたこともある。「そんなこと、もうやめましょう」。これが中日の新たなスタンスだ。野口を「不要」と言っているわけではない。「適正価格は出しますよ。でもそれ以上の価をつける人がいたら、仕方がないですよ」。考えてみたらしごく当たり前のやり方ではないか。
 そもそも、球団の運営資金の多くはファンの財布から出ている。補強費しかり、年俸しかり、すべてに適正を追求するのはファンへの義務でもある。結果として、時に獲得に失敗したり、流出を許すことはある。“スポンサー”であるからこそ、ファンはそれを容認せねばならない。(渋谷真)
これは今日の中スポ『記者の目』からの全文を転載したものだ。渋谷真さんは『渋谷見 勝負』という記事も書いていて、中スポの記者の中で僕が一番好きな人だ。(大西・トレード要員の記事もこの人が一面を書いた)
最初この記事を読んだとき、大西さんトレードの一報をなぜ讀賣のHPが発表して、ドラゴンズのHPが発表していないのかというコメントを中日スポーツへ送った僕へのことかと思った。(そんなわけは、ないのだが//笑)

たしかに渋谷さんが言うように、野口と大西さんの違いは、自分から出ていくのか、出されるのか。ということだろう。中日側の条件を出すだろうけど出ていくかもしれない野口に対して、出してももらえず、出ていかなければならなかった大西。まあ、FAとトレードなのだから当たり前といえば当たり前なのだが…。
これに関しては、渋谷さんが言いたいこともよくわかる。ただ、その中でもひとつ気になるのは、野口を『不要』と言っているわけではないという行(くだり)だ。たしかに、球団側も条件を提示するだろうし、残ってほしい選手だとはっきり口にしている。
しかし、ファンましてや、一年間を通して、ほとんど全ての試合を見ているドラブロガーの我々は、野口を球団が本当に残ってほしい選手だと思っていると感じているだろうか?他の方はわからないが、僕は球団がそう思っているとはとても思えない。それは、ここ2年間の野口に対する落合監督の言葉からも見て取れる。

FA宣言をした選手を獲得した球団は、旧球団に対して、人的、金銭的保証が必要とされている。(海外移籍は保証対象外)今年のこれまでの経緯を考えれば、球団がお金を必要としている為に『野口にFAをさせるよう仕向けた』と思われても仕方がないことではないだろうか?
ファンをスポンサーだと言うからには(球団が思っているかは別だが)年間ほとんどの試合を見ている我々本当のスポンサーの意見はこうだと伝える時期が来ているのではないだろうか。この記事を見てそう思った。
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by kuunn_17 | 2005-11-01 20:59 | 中日ドラゴンズ

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