燃えろ若竜ドラゴンズ!

10/5 神宮【ヤクルト 6-3 中日】

いつもは投手中心の記事が多いですが、
たまには野手にスポットを当ててみようと思います。
まず、はじめに挙げるのは目の調子が悪い井端に代わって、
5月以来のスタメン起用となった澤井道久選手。

今年は新人野手でただ一人開幕から一軍入りを果たし、
主に代走で活躍をしてきた澤井。
シーズン途中からは試合経験を積む為、二軍に落ちはしたものの、
落合監督の指名により一番ショートで固定され、
打撃成績も下ではそれなりの結果を残している感じでした。

それ故にどれだけレベルアップをしているか注目していたのだが、
今日の試合を見た感想は、基本的なショートの動きが出来ていない。
特に感じたのは初回、二死ランナーなし、岩村の場面と二死一塁、ラミレスの場面。
記録上は両者とも内野安打。
しかし、岩村の打球は、澤井のスタートが悪くバウンド合わせ損ない、
ラミレスの打球は荒木がセンターへ抜けるかという打球をダイビングで好捕したが、
澤井が二塁ベースカバーに入っていないというものだった。

それ以外にも、初回(二度)3回、7回(各一度)に悪送球とは言えないが、
ウッズが打者にタッチをするなどのプレーがあり送球難を露呈。
雨が降っていることを差し引いたとしても
開幕前のOP戦で鎌田と共に悪送球をした時そのままの状態だったのは残念だ。

このように守備でのレベルアップが正直感じられなかった澤井だが、
バッティングはノーヒットだったものの、ある程度の成長が見えたと思う。
その成長が伺えたシーンは5回。先頭の荒木がヒットで出塁し無死一塁の場面。
2−1とドラゴンズが1点リードの局面なので、
優勝争いをしている時ならば、送りバントのサインが出てもおかしくはない。
しかし、ベンチが選んだ采配は荒木の単独スチールと、澤井へのノーサイン。
たぶんベンチとしてみれば、
勝敗ではなく、澤井がどんなバッテイングをするかに注目したのだと思う。

荒木が盗塁を成功させ、無死二塁。澤井は最悪でも右打ちをしてランナーを進めたい。
ヤクルトバッテリーからすれば、当然、外を攻め進塁を阻止したい(投手は右の館山)
澤井はここで2−1からの外ストレートを2球続けてカット。
つぎの真ん中インコース寄りを思いっきり引っ張ってライトへ運んだ。
が、結果は痛烈な当りのライトライナー。
本来ならばボテボテでも転がしてランナーを進めろ。と言う所だが、
澤井本人にもその意識は見てとれたし、
外のボールをカットして、内のボールを逃さず打ったことは評価してもよいだろう。

井端の目の状態から突如めぐってきたスタメンで、
澤井自身も、自分がやらなければならないことはしっかりと見えたはず。
スイッチヒッターで俊足。そのふたつだけを見ても他人にはないモノを持っている。
明日も使ってもらえるかどうかは分らないが、
使ってもらえるならば、試合の中で試すいいチャンスだと思い頑張って欲しいし、
使われなくても、今日の課題を秋季キャンプ、春のキャンプでクリアして欲しい。


そして、次に挙げるのが今日の試合でフルイニングマスクをかぶった小山良男捕手。
谷繁がFA権を取得したことにより、今オフ退団する可能性もあり得る。
その為、この小山には前田章広と同じくらい秘かに注目していた。

キャッチャーの事は僕もやったことがないし、よく分らないのだが、
今日見ていて感じたことは、朝倉と呼吸も合っていたようだし、
キャッチングもそこそこ出来ているのではないか?と思った。

しかし、驚いたのが
6回裏二死、二塁にリグスを置き、真中にライト前へ運ばれた場面。
孝介の返球はワンバンの素晴らしい送球。
しかし、タイミング的にはセーフだったので「ああ同点か」と思った。
ところがスライディングをしなかったリグスは、
ホームベースに触れておらず、審判のコールはなし。
当然、小山はリグスをタッチしに行く。リグスも当然逃げる(笑)
そしてミットをかいくぐられホームへスライディングでホームイン...(◎_◎;? ハイ?

落合監督が出てきて3フィートラインオーバーではないかと抗議するが
ホームベース上で3フィートライン???
僕もホーム上でタッチをくぐられセーフになるなど見たことがないのでよく分らないが
審判団が協議をしても結果は変わらずセーフ。

よく考えれば、って、よく考えなくても(僕はとっさに思った)
二死なのだからホームベース上で待っていればいいわけで、
最初のタッチを避けられた時点でホームベースに要ればよかったのでは?
今日の失点全てが二死からだったというのも、
こういった状況判断の甘さからきているのではないか?

高校では松坂、大学では木佐貫という素晴らしい投手の球を受け、
全国制覇も成し遂げているだけに、落ち着いている感じがする小山だが、
プロのキャッチャーとしてはまだまだ…。
キャッチングはともかくリード面や状況判断はとにかく頭を使わなければならない。
考えてから動くのではなく、とっさに感じることができるのも捕手としての務め。
秦さんという素晴らしいコーチがいるのだから、
よく聞き、よく学び、よく動き、ドラゴンズの要になるべく精進してもらいたい。

打撃に関してもまだまだ物足りない部分はあるが、
今日のプロ入り初打点を挙げた打席は、上手く体を残しボールを拾えていたし、
ボールの見極めさえできるようになれば、打てるキャッチャーになれる素質はある。
打って守って送ってとキャッチャーは大変なポジションだが、
全国制覇という星の元に生まれた小山なら、きっとやってくれると信じている。

初打点おめでとう!

今日はいつもと違い、二人のルーキーに的を絞って書いてみました。
二人ともOP戦から期待されていた選手なので潜在能力は十分あると思います。
しかし、井端や谷繁を脅かせるような存在かといえば、まだまだと言わざるを得ない。
それでも優勝を争うには有事に備えておくのも大切なこと。
いざ事が起こった場合に慌てぬよう、
二人ともこの試合出場という経験を活かし、レベルアップをしてもらいたいものです。

古田選手のヒーローインタビューではないですが、降水確率100%の中、
神宮に応援へ駆けつけたドラゴンズファンの皆様、お疲れさまでした!!

そして古田選手、1000打点おめでとう!!

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by kuunn_17 | 2005-10-05 23:39 | '05 Dragons 観戦記

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